【話題】米女性CEOの大半は"母親"--米大学教授調べ [10/23]

ウルスラ・バーンズ氏は、2009年7月に米事務機器大手ゼロックスの最高経営責任者
（ＣＥＯ）に就任したことで、米国ではまだまれなグループの仲間入りをした。フォー
チュン500社にランクされる企業の経営トップに就いた女性は、これまでで、バーンズ氏
を含め、22人しかない。

ただし、バーンズ氏のケースには珍しくない点がある。同氏が母親であることだ。実際、
それら22人のうち2人を除く全員に共通しているのが子を持つ点だ。米ピッツバーグ大学
法科大学院のダグラス・ブランソン教授が発見したこの事実は、労働時間や労働量の
少ない勤務体系を選択することで、出世コースから外れたキャリアを目指す、いわゆる
「マミートラック」や、女性は育児か出世コースかどちらかを選択しなければならない
とう考え方に一石を投じるものだ。

「15年前と比較して、現在は母親であっても企業の経営トップになれる可能性が増えて
いる」と、ブランソン教授は話す。

現在フォーチュン500社のＣＥＯを務める女性は12人で、そのうち11人が子どもを
持っている。ゼロックスに15年勤務するバーンズ氏には、17歳の娘と21歳の継息子が
いる。

だが、経営幹部に女性が増えているからといって、子を持つことが女性のキャリアに
不利に働いていないというわけではない。米国会計検査院が9月28日に公表した男女
格差に関するリポートによると、小売り、医療、金融サービスをはじめとする大半の
主要業界では、子を持つ男性の方が、子を持つ女性よりも管理職に昇進できる確率が高い。

米国では、子を持つ男性管理職が1ドル稼ぐ仕事を子を持つ女性管理職が行った場合、
79セントにしかならないという統計結果が出ているが、その格差は「2000年以降
縮まっていない」と同リポートの最後に記述されている。

子を持つ女性管理職に話を聞いてみると、誰もが仕事と育児の両立で依然悩んでいる
ことが分かる。03年に米ホテルチェーン、ソネスタ・インターナショナル・ホテルズの
ＣＥＯに就任したステファニー・ソナベンド氏には、現在23歳の娘と21歳の息子が
いるが、「二人の子どもが小さかったころ、スポーツ行事すべてに顔を出すことはでき
なかった。別の方法でその埋め合わせをするしかなかった」と話す。また、キュラソー島
やエジプト、ペルーなどへの出張に子どもたちを連れて行ったこともあったという。

子を持つ女性ＣＥＯは夫からも広範な支援を受けている。ソナベンド氏の夫、グレゴリー
・チッコロ氏は将来を嘱望されたテノール歌手だったが、1994年に欧州の小規模オペラ
団に半年間入団するという計画を断念した。このことについて、ソナベント氏もチッコロ氏
も、チッコロ氏がキャリアを犠牲にしたのは、昇進で出張が増えたソナベント氏の要望に
よるものだとしている。

チッコロ氏は、失望感があったと当時を振り返る。ほどなくしてチッコロ氏はプロの
歌手をやめ、現在は小さなレコーディングスタジオを経営している。(※続く)

●米ゼロックスのウルスラ・バーンズＣＥＯ
http://jp.wsj.com/var/plain_site/storage/images/media/ceomom/2588425-1-eng-US/CEOMOM_image_Col3wide.jpg

◎http://jp.wsj.com/Life-Style/node_136859

>>1の続き

チッコロ氏は「世界的な歌手になれたかもしれないという点について、今でも完全には
吹っ切れていない。トレードオフという点では、かなり大きな犠牲だった」としながらも、
「わたしの仕事より、妻の仕事を選んだ方が経済的にはずっと安定すると思った」と話す。

米携帯電話事業者、ＵＳセルラーのＣＥＯに6月に就任したメアリー・ディロン氏は、
1990年に第一子を出産したとき、米食品会社クエーカーオーツでブランドマネジャーを
務めていた。同氏によると、現在4人いる子どもの2人目が生まれた後、子育てに専念
するために仕事を辞めたのは、当時生化学者だった夫のテリー・ディロン氏だったという。

子を持つ女性ＣＥＯの中には、仕事と家庭を厳密に切り分けていることが出世につな
がったと話す人もいる。

米インターネット検索大手ヤフーのＣＥＯで3人の子を持つ母親でもある、キャロル
・バーツ氏は「明確に切り分けられれば、集中できる」とし、「罪悪感を持たない
ようにすることだ」と説明する。

また、経営トップに就いている女性の多くが、出世階段を昇る上で親としての経験が
役だったと話す。「能力のある経営者になるには、どうしたらいいかについて子育て
から多くを学んだ」と、ディロン氏は述べる。

ディロン氏は、米ファストフード大手マクドナルドでグローバル・マーケティングの
責任者を務めていたとき、4人の子どもの母親としの経験を生かして、健康メニューの
世界展開を推進したという。

闘争的なことで知られるバーツ氏は、母親業をとおして家庭と職場での取捨選択能力を
養うことができたと話す。「子どものあらゆる面を管理しようとすると何が重要かが
分からなくなる。会社でも、すべてを最優先事項にすべきではない」

そのほか、子育てをとおして明確な期待値を設定することの重要さを認識したと話す
ＣＥＯもいる。米会員制ディスカウントショップ、ＢＪホールセール・クラブのローラ
・Ｊ・センＣＥＯは「親と経営者の最も共通する性質は一貫性だ」と話す。セン氏には
20歳の息子と22歳の娘がいる。

女性経営者の中には、親としての自らの経験から、勤務時間に柔軟性を持たせるフレッ
クスタイム制や子どもの病気に備えた制度を導入することで、仕事と家庭の両立で悩む
部下の負担を軽減しようと取り組む人もいる。

ジャネット・ドーラン氏は、米業務用洗浄剤メーカー、テナントのＣＥＯを務めていた
とき、経営幹部会議を夕方5時以降に急きょ開催することはめったにしなかっという。
自分自身が以前、帰宅時間直前にＣＥＯに呼び出され、子育てに支障が生じることが
たびたびあったことが経験となっているという。

カーチャン・・・

毒女のお局様はツマランという事だ

優秀な遺伝子がそうさせてるんだよ

アメリカにはベビーシッターだとかホームヘルパーってのが普通にあってだな・・・
それが黒人だったりメキシコ人だったりの不法入国者や文字すら掛けない未教育者だったりで様々な社会問題
を引き起こしている。
ダーティーな話をぶっこ抜いて家庭と職場の両立とか笑わせるにも程がある。

ってことは米女性CEOの一部は父親なのか…

ピンカーの妹ということと反対だな。

>>1
実家が金持ちだ、ってことだったら納得できる
どうせアメリカもコネ社会だから、金持ち同士で金を回しあってるんだ

要約すると、子供を持っている共働き家庭はどちらかがキャリアを諦めないと大変ってことか？
男女関係なく、稼ぎが少ない方が引くんだな。
きっと日本もこれから女性CEOが増えるよ。
キャリア志向の女性にぴったりの低収入男性がたくさんいるからなw

なんか論旨がおかしくね。
子を持つ男性と子を持つ女性の比較では
女性の方が不利というだけで、
子を持つ女性と子を持たない女性を
比較しないと、女性が子を持つことが
有利か不利か何の判断材料にもならないよね。

それで何らかの特徴が得られたとしても、
それが子を持つこと自体の影響なのか、
もっと根本的な要因が裏にあるのかは分からないけど。

欧米の社会は奴隷の存在が不可欠だということですね。
わかります。

何で日本の一部上場企業に女性社長がいないの？

>>13
一部上場にも女性社長（しかも業績好調な会社の。）がいるからご安心を。

脊髄反射的に思いついただけで、下の２社が挙げられる。それでも２桁いるかどうかだけど。
アメもダウ平均銘柄だけなら、似たようなものかと思う。

「モバゲー」の運営会社DeNA
http://www.dena.jp/index.html

航空撮影技術を発展させて、環境・インフラ施設のコンサル事業が好調な国際航業グループ
http://www.kk-grp.jp/

アート、サンヨーも以前は。
国際航業は、台湾企業に乗っ取られたからだろ。

>>15
突っかかってくる理由が分からない。

呉氏は辣腕だと聞いている。

>>16
いや、日本の企業で女性社長もいるという流れで、海外企業に乗っ取られてた会社の送り込まれた社長の例をだされてもなあ。

>>17
日本人社長限定だという縛りは君の脳内ルールでしょう。

勝ち誇られても困るんだが。

>>18
国際航業の人事なんて、日本の企業では女性が社長になるのは非常に難しいことを象徴した事例だろ。

そもそも日本の女は仕事面でのやる気がないのが大半だからなぁ。
感情的で主観的で、人を引っ張れるような気概もないし。
与えられたタスクをそつなくこなす、という能力は評価するが、それ以上が全く期待できん。
そんなのに社長は無理だろ。

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