【経済】『G20』開幕、通貨安競争回避議論へ [10/22]

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1ライトスタッフ◎φ ★
【G20 韓国で始まる】10月22日 17時6分

先進国に新興国を加えた主要な20か国=G20の財務相・中央銀行総裁会議が
韓国で始まり、自国の通貨を輸出に有利な安値に誘導するいわゆる「通貨安競争」を
避けるため、どのように協調していくか議論が行われているものとみられます。

韓国のキョンジュで開かれているG20は、日本時間の22日午後4時前から
本格的な討議が始まり、日本からは野田財務大臣と日銀の白川総裁が出席しています。

初日の討議では、世界経済の現状について意見が交わされる予定で、この中では、
自国の通貨を輸出に有利な安値に誘導するいわゆる「通貨安競争」の問題も取り上げ
られているものとみられます。この問題をめぐっては、通貨安への誘導は行うべきで
ないとする先進国に対し、新興国側からは、アメリカなどが金融緩和を続けている
影響で大量の資金が流れ込み、通貨高を招いていると批判も出ています。

こうしたなかで日米、それにヨーロッパなどの先進7か国のG7は、会議に先立って
急きょ会合を開き、新興国側との調整や為替相場の安定に向けて協調していくことを
確認したものとみられます。G20では、討議を通じて「通貨安競争は、自由な貿易を
妨げるなど世界経済に悪い影響を及ぼしかねない」という認識を共有する見通しですが、
各国の協調姿勢をどこまで打ち出せるかが焦点となっています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101022/k10014761461000.html

【G20 通貨安競争回避議論へ】10月22日 12時28分

先進国に新興国を加えた主要な20か国=G20の財務相・中央銀行総裁会議が
22日午後から韓国で開かれ、自国の通貨を輸出に有利な安値に誘導する、
いわゆる「通貨安競争」を避けるために各国がどのように協調していくかが
議論される見通しです。

今回のG20は、いわゆる「通貨安競争」の回避に向けた対応を主要な議題の1つ
として、22日午後から韓国のキョンジュで開かれ、日本からは野田財務大臣と
日銀の白川総裁が出席します。「通貨安競争」をめぐっては、通貨安への誘導は
行うべきでないとする先進国と、アメリカなどが金融緩和を続けている影響で大量の
資金が流れ込み、通貨高を招いているとする新興国との間で対立になりかねない状況
となっており、今回の会議で各国の協調姿勢を打ち出せるかが焦点となっています。

このためG7=先進7か国は、G20を前に急きょ、会議を開くことになり、
新興国との対立を回避し、政策協調を図るための意見調整を行う見通しです。

韓国を訪れている野田財務大臣は22日朝、現地で記者会見し、「通貨安競争の
ような動きは世界経済にとってマイナスになることは歴史の教訓だ。為替相場の
過度な変動や無秩序な動きは、経済の安定にとって悪影響を及ぼすということを
確認しながら、どうすれば安定した金融システムを作ることができるのか知恵を
出し合う」と述べ、為替相場の安定に向けた議論を幅広く行いたいという考えを
示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101022/k10014750641000.html
2名刺は切らしておりまして:2010/10/22(金) 19:27:28 ID:yeiBqVOS
開催国の韓国が通貨戦争最大の勝ち組ってのが・・・
3名刺は切らしておりまして:2010/10/22(金) 19:32:45 ID:dGMMjMvO
>>1
ドル安無視しても独歩高の日本が通貨安誘導=金融緩和回避してどうするんだ・・・マジのだと白川はキチガイだろ
はぁ・・・
4名刺は切らしておりまして:2010/10/22(金) 19:36:06 ID:5x0Bm6va
ここでBIS規制V発表だよな?
ここで日本の運命が決まるな!
5名刺は切らしておりまして:2010/10/22(金) 19:39:53 ID:8r730MnE
土人が議長国ではまとまるものもまとまらんだろjk
6名刺は切らしておりまして:2010/10/22(金) 19:40:59 ID:QkjHKfaK
ガイトナーが自国通貨安政策を取らない約束を、
なんてことを言ってるようだがアメリカが刷るのを
止めると言えば合意できると思うぞ
7名刺は切らしておりまして:2010/10/22(金) 19:46:57 ID:97C9RWrq
開催国が韓国・・・・
まちがいなく法則発動だな。
大混乱必至
8名刺は切らしておりまして:2010/10/22(金) 19:47:57 ID:5LeFLZxc
FRBが半年で半兆ドル国債購入の噂が流れてるけど。
国債償還が中期のピークを迎え、住宅・商業用不動産ローン市場維持と
厳しい綱渡りが続く2011年では、プラスの資金調達となると、
おいらは1年で2兆ドル以上の国債購入が必要と予測する。
対米証券投資が絶望的な今、FRBが資金をほぼ全額捻出する以外の方法はない。
つまりドル独歩安は防ぎようがない。
9名刺は切らしておりまして:2010/10/22(金) 19:50:03 ID:dGMMjMvO
ちなみに>>1

>通貨安競争のような動きは世界経済にとってマイナスになることは歴史の教訓だ。

これは大嘘ね。↓の筆者は大恐慌研究の超大物学者。

通貨切り下げ競争による回復 by Barry Eichengreen
http://econdays.net/?p=1587

> 実のところ、この近隣窮乏化というよく知られたストーリーは
> 1930年代についても現在の状況についてもミスリーディングなのだ。

> 1930年代に各国が次々に通貨の切り下げを行ったのは事実である。
> どの国も他国に対して相対的な競争力を勝ち得なかった。
> そしてまたどの国も輸出の拡大による恐慌脱出に成功しなかった。
> なぜなら、輸出できる相手がどこにもいなかったからだ。

> しかし、重要だったのは輸出の拡大ではない。
> 重要だったのは、通貨防衛の必要性がなくなり、各国が次々に金融緩和に踏み切れたからだ。
> そして、この世界的な金融緩和こそが経済回復のきっかけとなり
> またそれを持続させたおそらく最大の要因なのである。
10名刺は切らしておりまして:2010/10/22(金) 20:01:10 ID:vhBW4o9B
>>9
ちょっと無理だと思うぞ。
当時は一応財政が安定してたからさ、
現在はソブリンリスク=国家財政危機が絡んでるんで、
比較して見ると遥かに複雑骨折状態なんだな。
11名刺は切らしておりまして:2010/10/22(金) 20:06:00 ID:FfS/2FPD
ぜんぜん実感ないだろうけど、この10年のマネーゲームでは日本は勝ち組なんだぜ。
政治が悪いからそれを活かせていないだけ。
12名刺は切らしておりまして:2010/10/22(金) 20:12:35 ID:dGMMjMvO
>>10
>ソブリンリスク

だから買いオペで国債買うんだろ。
13名刺は切らしておりまして:2010/10/22(金) 20:28:33 ID:Cqrb7rBZ
>>10
世界70億人のうち、クルマや家電のある暮らしをしているのは10億人
にすぎず、世界の人口の殆どは、クルマも家電も買えない貧しい農民だ

だから、クルマも家電ももっとドル換算価格が下がれば
12億インド人や8億アフリカ人や4億南米人にクルマや家電がガンガン売れる

だから、途上国通貨が上がって、先進国通貨が下がったほうが
世界的に、クルマや家電が沢山売れるんだけど?
14名刺は切らしておりまして:2010/10/22(金) 20:32:10 ID:mO8A3k2Z
■東谷 暁 『BIS規制の嘘』 2009年、PHP研究所
http://www.amazon.co.jp/dp/4569708811/

◆「そうだ――お前ら下等な日本人は、われわれが放牧している家畜なのだよ」

金融は政治の継続, 2009/6/3 By recluse

著者のいくつかの作品が最近再版されています。この作品も10年前に出版された作品です。
今回は若干の追加(エピローグ)がされていますが、そんなに大きなものではありません。

ここ数ヶ月の銀行の自己資本をめぐる状況とその逆説的な方向性は詳しくは語られていません。
もともとが他の類書を参考としながら書かれたポレミックな作品という限界もたしかに見受けられます。

しかし10年前に書いた作品をもう一度出版できるということは実は大変なことなのです。
多くの経済学者や評論家にとっては、この単純な旧作の再版は恥ずかしくてできないはずです。

そう、著者は物事の本質を全て見通していたのです。
それは現代では経済、つまり金融こそがhigh politicsであり、そこでの秩序形成をめぐる闘争こそが政治の本質だということです。

そしてこの政治闘争に、日本は決して日本の利害に基づく立場からは参加してはおらず、結果としては「秩序」への適応のみを多大なコストを払って強いられた(いる)ということです。

この闘争は「完全な市場」というイデオロギーを前提とする経済学というお化粧(理論武装)を総動員することによって戦われたわけで、このイデオロギーに対抗する足場を知的にもついには持ち得なないまま、
挙句の果てには、自国の利害すら忘れてしまった日本のナイーヴさと幼児的な痴呆症の有様がBIS規制という技術的なテーマを扱いながらも見事に論証されています。

結語は「BISを主導してきた人間たちは、ありえない完全市場を想定して、極限まで効率が上がるために規制を過度に精度を上げてきた。
それはユートピアを求めてディストピアに至る、空しい行為の繰り返しだった」です。
ロバートシラーなどのアイデアや最近話題のBISのストレステストのペーパーなどにはいまだにこのイデオロギーの残滓が色濃く残るグロテスクな姿ですが、闘争は今も行われているのです。

内容紹介
90年代から2003年ごろまでの日本の長期不況において、あたかも国際的タブーであったかのように論じられた経済政策やルールの見直しが、いまや次々と世界で実行されている。
財政出動を行い、投資銀行や保険会社を政府の管理下に置いただけではない。
「国際公約」といわれていた「時価会計」の緩和および一時停止すら是認される方向となった。
見直されているのは「時価会計」だけではない。
国際決済銀行(BIS)で合意された自己資本比率による銀行の貸し出し規制=BIS規制もまた、アメリカならびに世界の銀行が惨憺たる状態に陥ることで、見直しの機運が生まれている。
そもそもBIS規制は、アメリカの、アメリカによる、アメリカのための規制だった。
そして、この規制を受け入れた日本が招いたのは、「貸し渋り」「貸し剥がし」という、愚かで不健全な事態だった。
日本の金融界を地獄の底へと導いたアメリカ金融資本主義の「実像」を暴く快著。
15【 通貨安競争の歯止め 】:2010/10/22(金) 20:35:41 ID:i3SVg5Md

各国のインフレ率を通貨安競争の
一つの歯止めとして検討すればいい。

インフレには通貨高が有効だし、
デフレにも通貨安が有効。

通貨の価値≠ニいう視点から
見れば矛盾するようだが、
多くの国が大幅な金融緩和を
進めている現状では、
短期的に有効だと思う…。

受け入れられれば、
当然、日本は通貨安に
誘導する権利有する。

但し、
日本は為替介入による対応では無く、
日銀による0金利国債直接買取りで、
量的緩和で円安に誘導すべきだ。
16名刺は切らしておりまして:2010/10/22(金) 21:07:38 ID:vhBW4o9B
>>13
なるほど、おまえだとブラジルも中国もインドも説得できるんだろう。
Win−Winってやつだな、素晴らしいよ。

めんどくさいんで、これで勘弁してくれ、な。
17名刺は切らしておりまして:2010/10/22(金) 22:45:27 ID:vy8pkwYt
今からでも円刷って巻き返さなきゃなんないってのに
変な約束してかえってくんなよ
80円台なんかで定着させられたらたまらんぞ


18名刺は切らしておりまして
20も集まるなら世界中から集めてもそれほど変わらなくね