【電池】住友金属鉱山、新居浜に電池研究所を新設 [10/10/04]

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 住友金属鉱山は1日、2次電池用正極材事業の拡大を目的として、同日付で新居浜研究所(愛媛県新居浜市)内に電池研究所を
新設したと発表した。

これまで研究部門と製造部門に分かれていた同材料の開発体制を統合、研究開発の一元的体制を確立するとともに、事業化までを
視野に入れた総合的な開発機能を持たせ、顧客ニーズへの迅速で的確な対応を図る。

また次世代電池材料についての長期ビジョンに基づく基礎研究や、電池評価技術の確立などにも取り組み、電池材料に関する基盤
技術を強化していく方針だ。

住友金属鉱山は、コア事業として位置づける「材料事業」分野で、ハイブリッド車(HV)、電気自動車(EV)向けとして成長が見込まれる
電池材料事業を強化する方針を明らかにしている。

同事業では現在、大手自動車メーカーに採用されているHV用ニッケル水素電池正極材と、高性能パソコンなどで採用されている
高容量リチウムイオン電池用正極材を主力製品としている。

▽ソース:化学工業日報 (2010/10/04)
http://www.chemicaldaily.co.jp/news/201010/04/04601_2121.html