【電機】太陽電池市場で急伸する韓国、日中を超えて世界一つかめるか [09/21]
1 :
ライトスタッフ◎φ ★:
日本企業は、太陽電池事業に早くから本格的に参入し、かつては世界の太陽電池市場で
トップシェアであったものの、ここ数年間で大きくシェアを落としている。太陽電池の
生産量によるシェアでは、2000年〜2006年はシャープが太陽電池生産量世界一で
あった。
しかし、住宅用太陽光発電への補助金廃止やシリコンの供給不足に対応できず、
2007年ドイツのQセルズにトップの座を譲った。また、国別シェア順位も2007年
(24.6%)まで日本がトップシェアを誇っていたが、2008年17.6%にまでシェアを
落とし、中国(25.8%)に追い抜かれた。
このような状況に対して強い危機感を抱いた日本の経済産業省は、2020年に世界での
太陽電池市場シェアの35%を目指すことを骨子とする総合対策を打ち出した。具体的な
対策としては、太陽光発電産業の規模を今の10倍である10兆円に引き上げ、雇用数を
今の1万2,000人から11万人と増やす。また、国内では、賃貸やリースなどにより
太陽光パネルを手軽に取り入れることができる制度を整備し、海外向けでは円借款
などによるアジアやアフリカへの輸出を拡大していく。開発面では、発電費用が今の
3分の1になる次世代太陽光パネルの開発を強化していく。日本は、「環境大国」として、
世界市場でのトップシェアの座を奪還する強い意気込みを見せている。
■輸出を2倍に伸ばした韓国
しかし、ここにきて後発組である韓国が新たなライバルとして出現し始めた。サムスン
電子、LG電子、ハンファグループ、現代重工業、STXソーラーなど韓国企業が、相次
いで同市場に参入している。韓国の今年上半期の太陽光発電関連装備の輸出は、前年
同期比2倍の18億ドルというすさまじい勢いだ。輸出好調の背景には、先進国が政策的
にグリーン市場を育成していることがある。ドイツなど欧州は、太陽光発電所を競う
ように設置している。また、米国・日本・中国なども内需市場を育成し、太陽電池
・太陽光モジュールの生産能力の向上を図っている。
韓国勢の戦略としては、得意とする大胆な大型投資によって上位の企業を切り崩すこと。
また、自らの強みである半導体・液晶パネル・化学品など既存技術との相乗効果を生か
すことで競争力を確保することだ。
この大胆な大型投資は、これまでのように上手くいくであろうか。これまで韓国は、
日本を追いかける一方、中国に追いかけられるといういわゆる「サンドイッチ危機」の
中で生き残りを図ってきた。
だが、太陽電池市場に限っては、さらに熾烈な競争にさらされることとなる。同市場
では、日本のみならず、中国も韓国の先を走っているためだ。韓国企業は、日本企業と
中国企業の両者を追いかけることになる。勢いを失っている日本と、台頭する中国。
新しい世界の産業地図を韓国企業の目から見るのに最も適しているのが、この太陽
電池だ。クリーンエネルギー需要の高まりに伴い2020年には3000億ドルに拡大する
とされる世界の太陽電池市場に激しく食い込む韓国企業の動向を見てみる。(※続く)
◎グラフ
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20100915/216248/graph001.jpg ◎
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20100915/216248/?top
2 :
ライトスタッフ◎φ ★:2010/09/21(火) 14:46:04 ID:???
>>1の続き
サムスン電子は、2009年9月京畿道竜仁市の器興工場で結晶型太陽電池の研究開発
ラインであるPVラインを稼働開始した。PVラインは、3万キロワット規模で、量産
ライン導入に向けた準備段階に当たる。同社は、半導体事業とLCD事業で培った
技術力を土台に、PVラインの大部分を国産でまかない、設備の国産化率は85%に
達する。これにより太陽電池製造設備と工程に関する技術、そして大型量産時の
コスト競争力を確保したことになる。
同社は、「PVラインの稼動を通じ、より效率が高い太陽電池を開発する大きなフレーム
が準備された。太陽電池の設計技術とともに、このラインを通じて確保した設備技術、
工程技術を土台として、2015年には同市場でリーダーシップを確保すべく努力する」
(サムスン電子LCD事業部光エネルギー事業チームの崔東旭常務のコメント)と国内外
に向けて発表している。
また、サムスン電子は今年5月にまとめた「成長5分野の投資計画」に太陽電池を盛り
込んでおり、同分野への2020年までの投資額は6兆ウォン(4,280億円)を計画し、
同分野の売上高は10兆ウォン(7,133億円)を目指している。サムスングループの
10年構想である「成長5分野の投資計画」は、李健煕会長が3月の経営復帰後、初めて
開催した新事業関連社長団会議で決定されたものである。新事業に決まった投資分野は、
太陽電池、自動車用電池、LED、バイオ製薬、医療機器の5分野で、2020年までに
同分野の売上高50兆ウォン(3兆5666億円)、雇用創出4万5000人を目標としている。
LG電子は、2010年6月慶尚北道の亀尾工場で12万キロワット級の太陽電池生産ライン
を稼働開始した。同ラインは、1メートル×1.6メートルの太陽電池モジュールを年間
52万枚ほど生産できる。この太陽電池が光エネルギーを電力に変換すれば、4万世帯が
1年間使用する電力が作られる。ここで生産された太陽電池セルとモジュールは、韓国
で販売するとともに、欧州にも輸出している。
同社は、年内に12万キロワット級をもう1ラインを追加し、生産能力を24万キロワット
級に高める計画だ。また、2015年までに太陽電池事業に 1兆ウォン(713億円)を
投じ、生産能力を世界最高水準の100万キロワット級に拡大し、売上高3兆ウォン
(2140億円)を目指している。
LGグループもサムスン電子のようにグループレベルで初めて打ち出した中長期戦略で
ある「環境経営戦略−環境2020計画」の一環として、太陽電池事業の強化を図って
いる。この環境経営戦略は、2020年までに20兆ウォン(1兆4,266億円)を投じ、
太陽電池や次世代ライトなどの「グリーン新産業」で総売上高の10%を上げるという
ものである。
■一気に世界1を目指すか? ハンファグループ
石油化学・建設・金融を手掛ける中堅財閥のハンファグループは、新規参入した太陽
電池事業で2020年までに生産能力を400万キロワットに拡大するという大胆な方針を
明らかにした。総投資額は、サムスン電子と同じ規模である6兆ウォン(4280億円)を
見込む。(※続く)
3 :
ライトスタッフ◎φ ★:2010/09/21(火) 14:46:47 ID:???
>>2の続き
すでに蔚山工場で3万キロワットの太陽電池の生産を開始し、韓国内の太陽電池パネル
メーカーへの供給を始めた。また、8月には中国ソーラーファンパワー社の株式49.9%
を4300億ウォン(306億円)で買収し、太陽電池50万キロワットの生産設備を傘下に
収めている。ソーラーファンパワー社がもつ欧州など海外販路を活用し、太陽電池事業
の海外展開も図る。
ドイツQセルズ社(08年シェア1位8.2%)、米国ファーストソーラー社(同2位7.3%)、
中国サンテックパワー社(同3位7.2%)、シャープ(同4位6.8%)など世界太陽電池
市場でシェア10位以内の各社の年産能力は100万キロワット前後であることから、
ハンファが400万キロワットの設備を整えれば、一挙に世界首位に急浮上することも
ありえる。
造船世界トップの現代重工業は、2009年5月忠清北道陰城郡で太陽電池工場を稼働して
おり、生産規模が37万キロワットに上る。同社は、太陽電池を使ったモジュールの
組み立てまで自社内で手掛け、顧客の多様な要求に応じて供給する体制を整えている。
2011年初めまでに生産能力を60万キロワットに拡大し、全量をパネルにする製造装置
も導入する。投資を重ねて2012年には100万キロワット体制にする計画だ。
また、今年8月には米国グリーンエネルギー専門企業マチネーエネルギー社から17万
5000キロワット規模の太陽光発電所工事を7億ドルで受注した。これは、ドイツや
中国など世界有数企業を抑えて受注したものである。2012年末までにアリゾナ州の
ドラグーン地域に15万キロワット、コチセ地域に 2万5000キロワットの太陽光発電所
を建設する。設計(Engineering)、調達(Procurement)、建設・試運転(Construc
tion)を一括して請け負うEPCの形で進められる。太陽電池モジュールは、忠清北道の
自社工場で生産し、供給する予定だ。ドラグーン地域の15万キロワット発電所が完工
すれば、単一太陽光発電所としては世界最大規模となる。(※続く)
の続き
同社の金権泰専務は「太陽光製品を供給するだけでなく、大規模発電所も建設できる
世界的太陽光企業として認められる契機になる」と述べた。また、今後は米国をはじめ
欧州やアジアでも大型発電所の受注活動を強化する考えを示したと韓国メディアが
報じている。
造船・重工・建設部門を持つSTXグループのSTXソーラーは、太陽電池事業に新規参入し、
2009年12月慶尚北道亀尾市の新工場で量産を開始した。同工場は、製造装置はシャープ
からを購入したもので、当初の年産能力は5万キロワット。総投資額は、2,000億ウォン
(142億円)で、生産能力を順次増強し、2014年には30万キロワットまで拡大する
計画だ。売上高目標は、5,000億ウォン(355億円)としている。また、当初は単結晶
シリコン型技術で生産し、今後はシリコンの使用量が少ない薄膜シリコン型の技術開発
にも徐々に取り組む方針である。(※続く)
4 :
ライトスタッフ◎φ ★:2010/09/21(火) 14:46:57 ID:???
>>3の続き
今後の韓国の太陽電池事業には、大きな課題がある。1つは、先進国の70〜80%水準と
言われている太陽光発電技術の向上を図ることだ。韓国エネルギー技術評価院が発表した
「先進国企業と韓国企業の技術水準を比較した結果」によると、先進国企業の水準が
100だとすると韓国企業の技術は、ポリシリコン80、インゴット・ウェハー70、シリ
コン太陽電池80、モジュール70、システム70のレベルだと評価されている。また、
サムスン電子などがエネルギー転換効率18%台の太陽電池の開発・生産に成功したと
発表したが、米国や日本企業のエネルギー転換効率は20〜22%に達する。
中国製は、韓国市場だけでなく、世界市場でのシェアも急速に伸ばしている。2009年
世界太陽電池市場シェアは、中国サンテックパワー社が2位、中国インリー(英利)社
が5位、中国JAソーラー社が6位と前年よりも順位を上げている。その意味で従来の
日中韓のバランスが崩れ、中国が圧倒的な優位さを見せているのが太陽電池だ。韓国に
とってみれば、これまで日本企業を追いかけてきたのだが、ここからは中国勢を追い
かける必要がでてくるだろう。ひいては、基幹部品や製造装置を供給する日本、それら
を輸入する韓国、さらに韓国から組み立てを請け負う中国という三角貿易の構図が
揺らぐかもしれない。
韓国企業は今後、高効率・低コストなど技術開発をさらに加速するだろう。また、太陽
光発電所の受注活動も国内外を問わずより積極的に展開するであろう。果たして半導体
や家電のように技術開発が進み、海外プラント・建設のように受注が取れるか注目される。
もう1つは、世界太陽電池市場のみならず、韓国内市場でのシェア獲得である。韓国
エネルギー管理公団によると、韓国の太陽電池モジュール市場での韓国企業シェア
(2009年末基準)が26%なのに対して、中国企業が53%を占め、最大供給国と
なっている。この理由は、中国企業に価格競争力があるためだ。中国製のエネルギー
転換効率は、米国や日本製よりやや落ちるものの、低価格がこれらの不足点をカバー
していると見られている。
5 :
名刺は切らしておりまして:2010/09/21(火) 14:47:13 ID:he70nkbf
爆発機能付き
6 :
名刺は切らしておりまして:2010/09/21(火) 14:47:25 ID:+TVnfPDf
日本からのパクリ
7 :
名刺は切らしておりまして:2010/09/21(火) 14:48:07 ID:/pA9ytI5
下朝鮮はなんでも宇宙一!
8 :
名刺は切らしておりまして:2010/09/21(火) 14:48:25 ID:9qv4TCXO
長い
韓国メディアかと思ったらw
寿命が短いのに、元取るのにその寿命分ぐらい時間かかる物に投資する気が起きない
エコが好きな人にどうぞってもんだろ
効率よくて安い品が出れば考えるけどね
11 :
名刺は切らしておりまして:2010/09/21(火) 14:53:12 ID:QFZ//4K8
でも粗悪品。
安物買いの銭失いって事に、世界が何時気がつくかね?
まあ、その時最後を迎えるのだろうけど。
12 :
名刺は切らしておりまして:2010/09/21(火) 14:55:40 ID:9blfwgr1
日本の技術の垂れ流しで中韓とかぶる製品が多い
13 :
名刺は切らしておりまして:2010/09/21(火) 14:55:56 ID:Kv9ZBWjn
日経は朝鮮マンセー記事ばっかりで信用できません。
14 :
名刺は切らしておりまして:2010/09/21(火) 14:57:39 ID:ukfcJr1K
いまは韓国はあらゆる面で日本に勝ってるのだから
太陽電池でも世界のブランドになるのは間違いないと思う
15 :
名刺は切らしておりまして:2010/09/21(火) 15:00:10 ID:pZlvcdGx
>>14 ヤマハやスズキより上のバイクメーカーあるの?
16 :
名刺は切らしておりまして:2010/09/21(火) 15:03:08 ID:YqXhYaZJ
発電量と耐用年数でみるとお高いんですね、わかります
18 :
名刺は切らしておりまして:2010/09/21(火) 15:08:30 ID:U1FS3sc6
ウォンも安いし元も安い
19 :
名刺は切らしておりまして:2010/09/21(火) 15:10:51 ID:UJX6l6zS
シャープは液晶を薄利多売で痛い目にあったんで、海外の発電会社と合弁会社つくってソコに自社のパネルをおろす。
パネル販売でなく発電で利益を得るって作戦らしいね。
20 :
名刺は切らしておりまして:2010/09/21(火) 15:13:30 ID:LZsW6fy9
火病発電でもすりゃ良い
21 :
名刺は切らしておりまして:2010/09/21(火) 15:15:12 ID:gCGJgJN0
日本メーカーもそろそろ再編が必要。
22 :
名刺は切らしておりまして:2010/09/21(火) 15:21:41 ID:g6l+fvy9
日本がシェアーを落としたのはまさに自公政権の成果だよな。
23 :
名刺は切らしておりまして:2010/09/21(火) 15:25:17 ID:4dQYiOai
>>22 そうなんだ!!!
よーし次も民主党に投票して日本良くしちゃうぞー!!!!
これからはチョンが日本を抜きその後中国にやられるという構図がパターン化する
25 :
名刺は切らしておりまして:2010/09/21(火) 15:29:37 ID:pZlvcdGx
>>16 じゃ、ヤマハやスズキのような楽器メーカーはあるの?
あるいは、ヤマハやスズキのようなモーターボートのエンジンメーカーはあるの?
26 :
名刺は切らしておりまして:2010/09/21(火) 15:31:29 ID:g6l+fvy9
>>24 それは遅れた見方
中国>>日本>>>>>韓国
現在の太陽光発電はな。
キムチ臭い記事だな
中国には勝てない。
29 :
2010:2010/09/21(火) 15:57:29 ID:wL0zbgxS
日本はすでに「その他」の殿堂入り
30 :
名刺は切らしておりまして:2010/09/21(火) 16:04:58 ID:f+nmdKzc
31 :
名刺は切らしておりまして:2010/09/21(火) 19:21:21 ID:ymYcnEmU
全て真似、全く智恵もなく日本を見続けひたすら真似真似真似、韓国は楽だよな・・・
日本もここは見習らおう、アメリカのソフト産業とモバイルOS産業を製品からサービスまで全て真似て、サムスンのように特許ぎりぎりのえぐい戦略を。欧州のデザインとマーケを全て真似て市場を奪おう
アメリカのアップル社員より日本のソフト産業社員(+中国の委託先)は給料安いはずだから、完全コピーでも2割3割安いサービスできるよ
もう日本も汚いサムを見習って欧米産業を全て奪っちゃおう
現在の世界市場で必要とされているのは二流格安製品。
一流ではダメで、価格が高くてもダメ。
日本に入る隙はない。
中国・韓国の独壇場。
みんなぱくられちゃうね
なんとかならないの?