J.D.パワー アジア・パシフィックは、2010年の国内法人向け携帯電話・PHSサービスにおける
顧客満足度調査結果を発表した。同調査は今回で2回目。6月に行われた郵送調査で、
2345社から3222件の回答(1社につき最大2事業者の評価を取得)を得た。データ通信は調査対象外となる。
総合満足度ランキングでは、NTTドコモが641ポイントで、2年連続で1位となった。
2位は614ポイントのau、3位は554ポイントのソフトバンクモバイル、4位は551ポイントのウィルコム。
この順位は昨年と同じとなる。
総合満足度を構成する要素は、コスト(38%)、サービス品質(24%)、営業窓口の対応(22%)、
サービス内容(16%)となる。 J.D.パワーでは「業界全体の総合満足度は昨年から21ポイント向上し、
その幅が一番大きかったファクターはコスト」と指摘する。法人市場では、
通話料や導入費などを重視する傾向が強いとして、顧客獲得において重要な要素の1つとしている。
ただし、サポート体制や品質も一定の影響があるとして、
コストに加えてサービス内容も一定レベルにすることが、高い満足度に繋がると分析している。
■ URL
プレスリリース(PDF形式)
http://www.jdpower.co.jp/press/pdf2010/2010JapanBusinessMobilePhone.pdf http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100917_394620.html