【環境】アクリルアミドの低コスト製造法を開発 岡山大のグループ[10/09/14]

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1やるっきゃ騎士φ ★
岡山大は13日、自然科学研究科の押木俊之講師の研究グループが
汚水処理や古紙リサイクルなどに使われる物質「アクリルアミド」の
新しい製造法を開発したと発表した。従来より低コストでの製造が可能になる。

アクリルアミドは、世界で年に約60万トン生産されている。
主流の生体触媒法では比較的高価格の化合物を触媒に使って製造されており、
コストが最大の課題とされていた。
岡山大が開発した新しい製造法は人工的に作られる触媒を使い、低コストに
つなげた。
また、廃水処理が不要になるため、周辺環境への影響も抑制できるという。
押木講師は「触媒は従来の100分の1程度の値段で作れる。
環境、エネルギー分野で応用できる」と話している。

新方式は特許を出願中。研究成果は29日から東京で始まる
「イノベーション・ジャパン2010」で報告される。

ソースは
http://mainichi.jp/select/today/news/20100914k0000e040025000c.html