【投資】国連、ハイドロフルオロカーボン(HFC)排出権発行で「大きな誤り」犯した可能性 市場取引にも影響[10/09/10]

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1やるっきゃ騎士φ ★
9月10日(ブルームバーグ):ハイドロフルオロカーボン(HFC)汚染を抑制する事業に関して
国連のクリーン開発メカニズム(CDM)が不適切に利用されたとの指摘があり、国連が調査を
実施している問題で、クリントン元大統領の地球温暖化問題担当の顧問だった
ダーク・フォリスター氏が、今回のケースは排出削減プロジェクト投資の妨げになる恐れがある
との見解を示した。

環境関連のロビー団体、CDMウォッチ(ボン)が、HFCを排出している一部のプラントが
CDMを不当に利用したと主張。国連は7月30日に調査を開始し、新規の排出権を凍結している。

クリントン政権下で1997年に結成された温暖化防止タスクフォースで責任者を務めたフォリスター氏は、
これにより今後の排出権発行が抑制され、国連認証排出権(CER)市場への投資が急減する可能性が
あるとの見方を示した。CER取引システムは温暖化ガス取引で世界2位の規模。

投資顧問会社ナットソース(ニューヨーク)のマネジングディレクターを務めるフォリスター氏は
「過去にさかのぼって変更が必要になる可能性があり、そうなれば大きな誤りを犯したことに
なるだろう」と述べた。

問題になっているのは、「HFC23」と呼ばれる産業用ガスの排出抑制事業に関して発行された排出権。
HFC23は主に中国とインドでエアコンの冷却剤を製造する際に生成される。
2005年以降に発行されたCERの半分はHFCに関連している。
HFCの温暖化効果は1分子当たり二酸化炭素(CO2)の約1万1700倍とされる。

CDMプログラムの将来に対する懸念が深まるなか、今年引き渡しとなるCERの価格と期先物との
価格差は過去最高水準に達している。欧州気候取引所(ロンドン)の10年に引き渡しとなるCERと
12年の先物との価格差は7日、1トン当たり92ユーロセントと、過去最大となった。
9日の価格差は83ユーロセント。6月23日までは10年物は12年物より割安だった。

CDMウォッチは6月14日のリポートで、一部企業は人為的に温暖化ガスの排出量を引き上げることに
よって「不正に」排出権を獲得していたと指摘した。
排出企業やプロジェクトへの投資家はこの主張に反対している。

ソースは
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920016&sid=ah3H1IUJjJ4E
2名刺は切らしておりまして:2010/09/10(金) 14:57:37 ID:zQHAqIFZ
CDMは作られる最初から「チャイナ・デベロップメント・マネー」とか揶揄されてた
中国に有利すぎて検証もザルだから
3名刺は切らしておりまして:2010/09/10(金) 15:08:04 ID:gSWnXhIP

鳩山のアホが日本の金をホイホイ出した排出権だろ
4名刺は切らしておりまして:2010/09/10(金) 15:18:44 ID:/piY5+ZV
>>3

これは、自民の時代なんだが・・
5名刺は切らしておりまして
イカサマ賭博も大変だな。