【話題/IT】インテルとGoogleが注目した日本の高校生 [09/06]

高校生を対象とした世界最大規模の科学コンテスト「Intel ISEF (Intel International
Science and Engineering Fair)」についてお伝えするレポートの第3弾では、日本
からの参加者たちの様子や研究内容などをお伝えする。

■トリプル受賞の筑波大学生に、インテルとグーグルが注目!

オープニングセレモニーが開催された5月10日、研究内容の展示準備を終えた
ばかりの西田惇さんのブースを訪れてみると、なんとなく周囲がざわついていた。
どうやらインテルのCEO ポール・オッテリーニ氏が、セレモニー開催前の時間の
合間を縫っていくつかの展示を回り、ファイナリストたちに直接ヒアリングを行う
という。そしてオッテリーニ氏が、興味を示し選択した10組のファイナリストたち
中に、日本から参加した西田さんのプロジェクトが含まれていた。

現在、筑波大学1年の西田惇さん(参加決定時は奈良女子大学附属中等教育学校3年)は、
昨年日本で行われた「ジャパン・サイエンス&エンジニアリング・チャレンジ (JSEC)」
で科学技術政策担当大臣賞を受賞し、今回のISEFへの参加につながった。「筋電位計測
システムの開発とその応用 その2」と題した西田さんの研究は、主に腕の動作によって
コンピュータを直感的に操作できるようにする低価格な筋電位計測システムの開発で、
さらにその応用としてゲームコントローラやリモコンカーなど9種のデバイスを製作し
テストを行い、実用性を実証したものだ。

西田さんは、昨年のISEFにも同テーマでの参加が決まっていたのだが、新型インフル
エンザの流行で、直前になり日本人の参加が中止となった。「大変楽しみにしていた
ため、『もういいや!』と、ちょっと投げやりな気持ちになりかけていた」と、数日間は
かなり落ち込んだという。だが周囲の応援もあって、もう一度チャレンジしようと
研究を続け、再びISEFへの参加権を獲得した。リベンジをかけ、かなり気合いを入れて、
英語でのプレゼンテーションや質疑応答などの準備もしてきたそうだ。

西田さんが、ブースでプレゼンテーションの練習を行っていると、そこに米国内から
来た高校生ファイナリストと教員がやってきて、研究内容をしげしげと眺め入った後、
西田さんに「特許はもうとったのかい?」と聞いた。「まだ」と答えると「早くした
ほうがいい。知っているとは思うけれど、(iPhone を取り出して)このタッチパネル
だって何だって、とにかく特許、特許が大事だよ! 英語で発表資料があるのだから、
それを出せばいい。申請するべきだよ」と強く言っていた。このやり取りを聞いていて、
日本では、これほどまでに生徒に特許を勧める先生はいるのだろうかとふと思った。

※続く

●CEOオッテリーニ氏とCIOブライアント氏からの質問に答える西田さん。
　関係者によれば、こうしたインテルVPの個別訪問は毎回数件あるが、
　日本人では西田さんが初めてとのことだ
http://j.mycom.jp/articles/2010/09/06/intel_isef_03/images/001l.jpg

◎ソース　http://journal.mycom.co.jp/articles/2010/09/06/intel_isef_03/index.html

>>1の続き

それにしても西田さんは英語が上手い。流暢に話すので訊ねたところ、「中学生の頃
から漠然とではあるが『英語ができないとだめだ』という思いを持った。英語は授業を
中心に何回も繰り返し勉強したけれど、留学経験などはありません」という。頼もしく
もあり、楽しみだと思った。研究成果を披露するうえで英語力は、やはり大変重要だ
からだ。

さて、いよいよ、オッテリーニ氏が西田さんのブースを訪れた。インテルCIOである
ダイアン・ブライアント氏も一緒だ。二人は西田さんから研究についてのひととおりの
説明を受けた後、興味深く質問をいくつもしていた。

オッテリーニ氏らが立ち去った後、今度はぶらりと別の人がブースを訪れた。かなり
真剣に説明文も読み、写真を撮ったりしている。聞いてみると、グーグルのプロダクト
企画の担当者だった。今回グーグルの提供するスペースに、お遊び用として「アンド
ロイド携帯を使ったリモコンカー」が複数台置かれていたのだが、それを作ったのが
彼だという。それを聞いた西田さん、自分もアンドロイド携帯のプログラミングを
試してみていると、積極的に話をしていた。

西田さんの研究は、材料・生体工学部門優秀賞3位を受賞、また特別賞として、知的
財産法協会賞2位とアジレント・テクノロジー賞のトリプル受賞という快挙を果たした。
「やはり出るからにはという気持ちがあったので、受賞はとてもうれしい」と西田さん
は語る。しかし、本音は「3位で名前が呼ばれた時は悔しかった」そうだ。知的財産法
協会や企業に評価された点については「たいへん驚いています。特許の話など含めて、
これまで研究の際に自分では意識をしていなかった部分を意識することができた」。
今後は「この研究については一度、ここで区切りつけて、新しいものにチャレンジ
したい。次はアンドロイドや iPhoneなどのモバイルプラットフォームを使って何か
やりたい」という。

●ふらっと立ち寄ったグーグル社員も、長時間、西田さんの研究に見入っていた
http://j.mycom.jp/articles/2010/09/06/intel_isef_03/images/004l.jpg

●リベンジをかけた今年は、新たに改良された筋電位の増幅回路とノイズ除去
　フィルター、フーリエ解析を用いた筋電位のしきい値判定アルゴリズムを独自で
　開発し、実際に9種類のデバイスを製作して、その実用性を実証した
http://j.mycom.jp/articles/2010/09/06/intel_isef_03/images/002l.jpg

※続く

>>2の続き

■世界への一歩は、夏休みの自由研究から始まっていた

今回のISEFには、日本から「ジャパン・サイエンス&エンジニアリング・チャレンジ」
(朝日新聞社 主催)と「日本学生科学賞」(読売新聞社 主催)の優秀賞者たち、6プロ
ジェクト計10人が参加した。このうち、西田さんの受賞のほか、新潟県立柏崎翔洋
中等教育学校(6年生)南波紀昭さんが植物科学部門4位と米国園芸学会賞2位を、埼玉
県立浦和第一女子高等学校(3年生)の仲田穂子さんが分子生物学部門4位を獲得した。

「ガガブタの研究」で評価を受けた南波さんに話を聞いた。

研究テーマのそもそものきっかけは小学生時代に遡る。幼少の頃より生き物好きだった
南波さんは、タニシやかたつむりなど淡水貝に興味を持つようになり、ある夏休みに
標本作成を行った。そこで博物館に話を聞きに行ったことがきっかけとなり、新潟県内
で貝類研究を行う「貝友会」に、小学生ながら所属することになる。そして、中学生の
頃には、大学院生などと肩を並べ、レッドデータブック(※)に掲載されている新潟県の
絶滅危惧種である浮葉植物やガガブタの調査を行うようになったそうだ。

南波さんにISEFへの参加について訊ねると、「一生懸命頑張ってきたことが他人に
認めてもらえたことがとてもうれしい。プレゼンでは上手く説明できなかった部分も
あって、すべてを出し切れなかった点が残念に思う。でも、この場に来てみないと
分からなかった本当にたくさんのことを学んだ」と話していた。

そして、次のような興味深いコメントもしていた。「日本だけにとらわれずに、世界の
高校生たちがどのような研究を行っているのかを見ることができ、とてもいい経験に
なりました。皆、幅広い目線を持って研究をしている、世界の壁は高いなと感じた。
日本との大きな違いを感じたのは、世界の高校生たちは、大学と連携して研究すること
も珍しくなく、研究機材などもいい。日本(コンクール)では、高校生らしい作品や研究
が評価され、それ以上のことをやると減点されることもある。そういった枠にとらわれ
ないで、年齢に関係なく研究をどんどん突き詰めて行ける環境作りやサポート体制が、
日本でも少し拡がっていくといいなと思う」。

●「ゾウリムシの細胞内消化」の研究で、分子生物学部門4位を受賞した
　仲田穂子さん
http://j.mycom.jp/articles/2010/09/06/intel_isef_03/images/006l.jpg

●「ガガブタの研究」の研究で植物科学部門4位/米国園芸学会賞 2 位を
　受賞した南波紀昭さん
http://j.mycom.jp/articles/2010/09/06/intel_isef_03/images/005l.jpg

●日本代表チーム
http://j.mycom.jp/articles/2010/09/06/intel_isef_03/images/007l.jpg

◎Intel--ISEF 2010
http://www.intel.co.jp/jp/education/isef/2010/highlights.htm

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筑波大なんか行ってないでアメリカの大学に行けばいいのに。

確かに特許はとったほうがいいな

誰が指導してるんだろう？
それとも天才は全部一人で出来ちゃうの？

なんとなくだけど、この人は日本の企業・研究機関には就職しない気がする

>現在、筑波大学1年の西田惇さん(参加決定時は奈良女子大学附属中等教育学校3年)は、

女の子を期待した

今頃誰ががコピーを特許申請してるんじゃね？

最近の高校生は凄いんだな

こう言うのがすごいっていうんであって、IphoneのBMI体重計
つくって公開した灘中生などすごくもなんともない。
なんかあっちのスレにはやたら礼賛するバカが居るようだけど
能力差とか理解できてないんだろうな。
2ちゃんねるは底辺の馬鹿しかいないな

なんだかよくわからんが高校生なのにすごいんだな

まだ特許出願してないならすでにパクられててもおかしくない気がするｗ

自分で感じて考える、ゆとり教育の申し子達

>>13
ウリがアップし始めたニダ

そろそろ劣等チョン猿が日本語で妬みレスを連発する予感ｗ

日本にいたら埋もれるから、今のうちに海外脱出しろよｗ

米は知らんが日本だと発表しちまったらもう特許とれんだろ。

つか、どうでもいいがアップルはiphoneに使われてる
タッチパネルで特許なんて持ってないだろ。
いろいろな特許出願してたがほとんど却下されたじゃん

>>18

査読論文付きの学会誌とかに出してたり、商業製品を広く販売した実績があれば、別の人が特許とっても
自分が先だと認めてもらえるが、このコンテストはどうなのかね。ちゃんとした学会の後見がついてないと
パクられる為に出してるようなもんだね。

日本は研究者に金払わないからな〜
この子　海外行けばスーパーリッチに成れるかもね。

電池の例があるから早く特許を取った方が良いな。
あっちじゃあ作って発表して誰が発明したか周知の事実でも、他人が特許を取ったらその人の発明扱いになるから。

>>22

お前、知的障害だろｗｗｗ

アメリカが逆に先発明主義なんであって、アメリカは、実績の方を重要視すんだよ馬鹿

濃い人生だな
その頃の俺はオナニー三昧だったがな

ん？高校生なのか大学生なのか？

お前らとの違いはどうだ・・・・ＷＷ

>>1
ずいぶんおちついた風貌ですね。
何か余裕すら感じられる。

＞奈良女子大学附属中等教育学校3年
ボーイッシュな女だな

読んでいて全く意味が分からない件

本当だｗ大学は筑波大でも高校は女子校なんだｗ

こういうのって大学に相談して特許取ってもらったりすることは出来ないの？

>>31
大学にはそういう担当者がいるから手伝ってくれるでしょう

>>31
出来るけど、特許維持費を大学が支払ってくれるかが問題だな。
よくとりあえず特許とれと言うけど、複数の特許を個人で維持するのは大変。

>>28
付属は共学だ｡とマジレス｡

　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　| 　 _, , -― '／￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　|　 |::.　　　　| 特許を申請しといたﾆﾀﾞ　
　三 |　　　 , ィ' 　 　 　 　 ∧_|::::..　　／＼＿＿＿＿＿
,三._ | 　 , 三 l 　　 　 　 <｀∀|:::::::...　　　　|
三三L／三 . l 　　　 　 　 ゝi"/^)::::::..　 　 |
三三三三　　l、 　　　　　 i、´ン:::::::::: . . 　|
三 三 三 　 　 ヽ.　　　　　lヽ |::::::::: :: :....　 |
三三三　　　ｕ　l　　　　 　| 　|:::::::::::.. .. . .. |
三 三　 　ｕ　　 厂￣￣￣ 　 L:::: -一 ' " ´￣￣￣￣
三三 　 　 　 ／　　　　　

天才はほっといても天才なんだよなあ

>>7
> なんとなくだけど、この人は日本の企業・研究機関には就職しない気がする
激しく同意。
確実に外資に持っていかれる。
こんだけ熱意の差を目の当たりにして、これでまだ日本で就職するとは思えん。
人材流出の根本を見た気がする。

早くしないと、どこかのパクリ国家に盗まれてしまうぞ。
「筋電位計測システムは、５０００千年まえの半島が起源だ」みたいなさ。

Sonyに入社してgame controllerを担当だろ

>>39
appleに入社して新型iphoneの新しい操作方法に筋電位計測システムが導入されるに100ぺりか

>>40
アポーは部品は出来た物をお買い上げするタイプじゃね

>>5
手遅れの悪寒

ていうかこいつらみんな私学だからゆとりとか関係ないのか
ゆとりはダメだな

波大ってオタク多いよな
通ってたおれが言うんだから間違いないｗ
しかし、おれもいい加減無職から脱却したいお。。

最近の高校生は恵まれてるんだな。


それはそうと、刺激を受けて
なんかやる気が出てきたｗ

『日本(コンクール)では、高校生らしい作品や研究が評価され、それ以上のことをやると減点されることもある。』

マジで！！！

測定系そのものは、昔から障がい者向けに個人や小さな企業がやってたような
一般化するには、筋電位の測定位置を調整するのが難しそう。
個人差の少ない眼球運動を使う方法が、3Dメガネの相性はよさげ

>>11
お前はただの負け犬だな。

>>19
AppleのCEOがiPhoneのプレゼンで「特許取得済み」って言ってたぞ。
以前、特許を申請せずに技術をパクられた辛酸を舐めてた経緯もあって会場が笑いに包まれた。
ようつべにプレゼンの動画上がってるから検索したらいい。

日本のバカ狂死は博愛主義で特許を取らせないのか

基本特許はまぁ、発表時期からして何とか間に合うと仮定しても、
周辺特許はもはやヤバいだろうなぁ・・・合掌

>>46
> 『日本(コンクール)では、高校生らしい作品や研究が評価され、それ以上のことをやると減点されることもある。』
アホすぎる・・・。

トップクラスの数名は抜きん出てるんだな
この数名が社会を変える可能性ある

>>48

お前だろクズ

マジレスすると、特許はもう無理なんだ。
このISEFで公表しちまったからな。
アメリカ合衆国だけは、制度がちがうんでなんとかなるだろうが。。

高校生はべつに凄くないが、企業の動きの速さはさすがだな。

>>7
むしろ、周りの人の勧めで、こういう人が公務員を目指すのが日本ではないのか。

公務員は
コネもってる人と
暗記しか取り柄がない人がいくとこでしょ？

コネがないとね。ま、多分その程度の社会常識は持ってるはず。
頭脳の問題ではなくてアイデアを世間に認められる形式にするのが
大変なんだがな。

文系ならともかく、理系ではそんなに公務員なんか行かないだろ

特許だしてないなら、すでに先行研究者がいる可能性もあるのだよ。

つまり、誰かが歩いた道を歩いてる姿を見せて、前人未到と言ってるようなもんだ。

こう言うのは欧米では認められない。

筋電位関係は誰かやってるだろｗ
内容は問題じゃない形式だよ。

>>10
こういう↓高校生もいるし、上のレベルは国際的に見ても高いと思うよ
佐賀市出身の高３　国際数学五輪で２年連続「金」
ttp://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1689429.article.html

特許を勧めない日本の先生は間抜けなの？日教組なの？

特許取るのにお金かかるからね、ものすごく

特許は事前調査が面倒くせぇ・・・・・・・・
あんなの高校生にまともにできるのか？

特許の申請に関わる弁理士が総理大臣って時代だからねえ

素直に凄いと思えるな。
もうちょい頑張ろう、俺。

SoftEtherも筑波大の1年生だ。
ヲタが集まりやすいんだね。

>>10
ゆとり教育の成功例だよね。
問題は失敗例との差が激しすぎる。

最初から格差が出ること承知でやったんだから失敗ではない
失敗というならばそいつらの受け皿が無い事だ

こういう優れた人材や大学の研究成果を毎日のように反日国家韓国に
掻っ攫われ続ける日本。本当に平和ボケと圧倒的勝ち組癖によって
戦略性が哀しいほど無くなった国。韓国企業の人間が日本企業に
ヘッドハンティングされて日本企業に来て最初に驚いたのが、
あまりのローテクぶりと戦略の無さだとか。社員は皆ビジネスの素人で
無知でアホで何の知識も無く、世界最高の経済と最先端科学を誇る日本の幻想が
崩壊したと言ってた。こんな猿並みの人間の集まりの国が、、、、と。

この国は経済は一流で政治が三流と言われてきたが、今や政治も
経済も四流だろ。

(´･ω･`)東京特許許きゃきょきゅ
駄目だこりゃ

筑波は情報学群だけ伝統的に優秀だからな
Rubyの開発者も情報学群だった