アルミ建材メーカーの新日軽北陸は、高岡工場の操業を来年9月末で停止すると2日発表しました。
従業員は、県内の2つの工場に配置転換しできるだけ雇用を維持するとしています。
新日軽北陸によりますと、高岡市本郷にある高岡工場は53年前に操業を開始し、住宅用やビル用サッシ向けのアルミ押し出し
形材を生産していますが、建物や生産設備の老朽化が進んでいました。
親会社である新日軽は今年4月の住生活グループ入りを契機に生産性の向上などを進めていて、高岡工場については
来月から生産を小矢部工場と立野工場に順次移し、来年9月末で操業を停止すると発表しました。
高岡工場には、先月末現在で正社員250人を含む従業員424人がいます。
新日軽では、ほかの2つの工場に順次配置転換するとしていますが、契約期間の満了で契約を終える可能性もあるとしています。
高岡市の高橋市長は、「地域経済に与える影響も非常に大きいものと思われるので、再考を強くお願いしたい。」とコメントしています。
▽ソース:KNB NEWS (2010/09/02)
http://www2.knb.ne.jp/news/20100902_25280.htm