◇SK建設がシンガポールプラント契約、9億5千万ドル
【ソウル26日聯合ニュース】
SK建設は26日、シンガポールで9億5000万ドル(約804億円)規模のプラント工事を契約したと明らかにした。
この工事は、韓国企業がこれまで同国で受注した工事で最大規模。ジュロン島の石油化学団地内55万平方メ
ートルの用地に、年産400万トン規模の芳香族プラントを建設する。年内に着工し、2013年ごろの完工を目指す。
SK建設が工事を受注したのは2007年10月だが、世界金融危機のためプロジェクトが一時中断していた。
事業には、SK建設を含めSKグループ系列3社が参加する。SK建設は設計、購買と施工を担い、SKエナジーが
完工後の維持と補修・管理業務、プラント稼動に向けた原料提供を担当し、生産される製品をSKガスと共同で購
入する。
SK建設マーケティング担当の金明鍾(キム・ミョンジョン)社長は、「市場の競争が激化するなか、受注後の収益性も
頭を悩ませる問題」だとしながら、今回の工事は企画段階から建設会社が発注元と共同で事業を進めてきた開発型
プラント事業だという点に大きな意味があると評価した。
■ソース
聯合ニュース(
http://japanese.yonhapnews.co.kr/ )[2010/08/26 14:23 KST]
http://japanese.yonhapnews.co.kr/economy/2010/08/26/0500000000AJP20100826001600882.HTML