【娯楽/催事】打ち上げ花火も“3D”--静岡の製造会社『静玉屋』 [08/17]

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1ライトスタッフ◎φ ★
映画やテレビから映像が立体的に浮かび上がって見える3D(3次元立体)作品が
次々と発表された今年、夜空に広がる打ち上げ花火も3D化しようと、静岡市の
花火製造会社「静玉屋」(田畑喜一郎社長)が取り組んでいる。

今月7日、沼津市原で開催した「原・浮島ふるさと夏まつり」の花火大会の夜空に、
キノコやミカン、雪だるまなどが立体的に浮かび上がった。ユニークな形の打ち上げ
花火は、球状に広がる通常の花火とは明らかに異なる形をしている。裾が広がった
傘の下にキュッと細く締まった足が付き、キノコの輪郭が見事に再現されている。
ミカンはオレンジ色の球状に近いが、あえて本物の果実同様に楕円(だえん)形に
して、緑色の花火を組み合わせることによって葉っぱを演出した。

打ち上げ花火は、厚紙で作ったボールの中に光の線となる「星」と呼ばれる
火薬の玉を無数に詰める。打ち上げられてボールの中で着火した星が空中で
四方八方に飛び散って光の大輪となる。放射状に規則正しく広がるのが基本で、
打ち上げ花火のほとんどは球状。田畑社長によると、爆発の力で球状に広がる
火薬をあえて、くぼんだ形や楕円形にするためには、火薬の詰め方をはじめと
する企業秘密が必要で、製造にはとても手間がかかるという。

夜空でさまざまな形に見える花火は「型もの花火」とよばれ、昔からあったが、
多くは動物の顔や魚などの形を平面的に広げる。運よく正面から見えれば絵柄が
良く分かるが、観客席に向かって横向きに広がると観衆からは横一線の光にしか
見えず失敗作となってしまう。田畑社長が挑戦している型もの花火は、360度
どこから見ても立体的に広がって同じ形に見えるため、3D花火と名付けた。

長引く不景気で花火大会自体が中止になったり、規模の縮小が続いているが、
田畑社長は「こんな時だからこそ、大型花火の派手さやスケールだけでなく、
花火職人の遊び心と工夫によるユニークな形の花火も楽しんでほしい」と話す。

●360度どこから見てもキノコの形に見えるユニークな打ち上げ花火
http://www.shizushin.com/NR/rdonlyres/2BF79EEE-177B-45D1-BB18-451B76D0C443/486228/IP100812TAN000025001.jpg

●あえて楕円形にしたミカンの花火。緑色の葉っぱも付いている
http://www.shizushin.com/NR/rdonlyres/2BF79EEE-177B-45D1-BB18-451B76D0C443/486229/IP100812TAN000026001.jpg

●キノコ花火の動画
http://www.youtube.com/watch?v=T6rEDHEmemM

◎ソース
http://www.shizushin.com/news/local/central/20100817000000000060.htm
2名刺は切らしておりまして:2010/08/17(火) 18:05:32 ID:Uoo+Ubg/
3
3名刺は切らしておりまして:2010/08/17(火) 18:09:27 ID:LUd8xw+F
金精様 許可
4名刺は切らしておりまして:2010/08/17(火) 18:21:02 ID:W0orOQw/
キノコ?
5名刺は切らしておりまして
昔から扇形の花火ってなかったっけ?