8月12日(ブルームバーグ):欧州の複数の中央銀行が12日、アイルランド国債を
購入した。取引を目撃したトレーダー2人が明らかにした。
トレーダーらは取引の情報は公開できないとして匿名を条件に、
中銀が満期2年以下のアイルランド国債を購入したと語った。
購入規模は小さかったという。
アイルランド2年債相場は6営業日ぶりに上昇した。
ロンドン時間午後1時31分(日本時間同9時31分)現在、利回りは前日比
3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.2%。
前回低下したのは4日で、同日の2.38%から利回りは徐々に上昇していた。
アイルランド10年債利回りもこの日は低下し、ドイツ10年債に対する上乗せ利回りは
3bp縮小し286bpとなった。
トレーダーの1人は欧州中央銀行(ECB)が購入したと述べた。
一方、もう1人はアイルランド中銀によるものだったと発言。
他に2人のトレーダーが、複数の中銀から価格の照会があったが取引は成立しなかった
と述べた。
ソースは
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=a0xGS6gSPPdc