治安上の懸念を理由に高機能携帯電話(スマートフォン)「ブラックベリー」に
対する規制導入の方針を示しているインド政府は12日、今月末までにデータ
暗号化機能の技術的な改善が行われなければ、一部機能の利用を制限する方針を
明らかにした。PTI通信などが伝えた。
ブラックベリーはデータ通信の内容を暗号化し、国外のサーバーに送るため、
インド政府は通信内容を当局が把握できず、テロリストなどの通信内容を
特定できなくなることを懸念。当局が通信内容を監視できるよう改善を求めている
とみられる。
政府は同日、ブラックベリーを製造するカナダのリサーチ・イン・モーション
(RIM)社に対し、早急に対応策を取るよう求めた。
インドでは約100万人がブラックベリーを利用しているとされる。
◎ソース
http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010081201001075.html