個人観光ビザの発給要件が緩和されたことにより、発給対象が10倍に増えたことで、
今後一層の増加が見込まれる中国人個人観光客。その多くが日本の化粧品への関心が
高いことが分かり、各メーカーはこぞって中国人客の取り込みに励んでいる。
華字紙・中文導報が伝えた。
7月1日から中国人向け個人観光ビザの発給要件が大幅に緩和され、発給対象が
これまでの富裕層限定から中間層にまで拡大した。消費低迷に苦しむ日本の企業に
とって大金を落としてくれる中国人観光客はまさに「救いの神」。化粧品各社も
ご多分にもれず、あの手この手でしのぎを削っている。
ポーラは、化粧品だけでなくカウンセリングとエステを融合させたサロン
「ポーラ ザ ビューティ」銀座店の広告を9月から都内を中心に無料配布されている
ガイドブック「東京導遊図」に掲載するほか、同店に中国語が分かるスタッフを
配置し、中国語で書かれた化粧品に関するパンフレットも作成する。
ノエビアは9月1日〜10月31日、上海万博日本館に出展するほか、上海万博や
旅行会社で無料配布されている日本の観光ガイド「珍遊日本」にも広告を掲載する。
また、同社製品の知名度を向上させるため、上海の販売拠点3か所でも宣伝活動を
展開する予定だ。
コーセーはすでに7月から高級ブランド「インフィニティ」の販売カウンターで、
中国語で商品の使用方法などを説明したパンフレットを置いている。これを足掛かり
に来年3月には中国市場に打って出る計画だ。
中国での知名度の高い資生堂は、全日空が7〜9月に打ち出す「上海−東京ツアー」に、
資生堂本社でメークの仕方を学ぶオプショナルツアーを提供している。
◎ソース
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=44518 ◎関連スレ
【化粧品】資生堂が980円の新ブランド「専科」投入 淘汰必至の低価格化粧品市場 [10/08/06]
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1281255198/ >>5 そういう日本人が想像する「メイドインチャイナ」の製品や食べモノって、
一応日本の品質基準で作られてて中国国内の市場には出回ってないからね。野菜とかでも。
向こうのお金持ちはそれを知ってるから、中国産でも日本メーカーのを買いたがるんだよ。