【電気機器】世界初の3D携帯電話、年内に発売 シャープ[10/08/04]

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1やるっきゃ騎士φ ★
ソースは
http://www.asahi.com/business/update/0803/OSK201008030144.html
http://www.asahi.com/business/update/0803/OSK201008030144_01.html

シャープの片山幹雄社長は3日、米国と中国で太陽電池を一貫生産する工場の建設を検討していることを
明らかにした。現地生産を加速し、為替などのリスクを回避する。
また、3D(立体)映像が撮れ、裸眼で立体的に見られる世界初の携帯電話を年内に発売する考えも示した。

シャープは液晶パネルや太陽電池の生産を国内から世界の消費地の近くに移す戦略を進めており、
2011年後半からはイタリアで欧州向け太陽電池の生産を始める。
米国では、公共事業で米国製品を優先的に使用するよう義務づける「バイアメリカン条項」が
適用されることも多く、片山社長は「時期は未定だが北米市場で地産地消を考える。
(シャープが得意とする)薄膜型太陽電池の評価の高い中国でも検討する」とした。

一方、国内でも住宅向けに太陽電池の需要が伸びていることから、堺工場の増強を軸に生産設備の拡大を
検討している。

7月下旬に投入した3Dテレビについては「まだコンテンツが少なく普及には少し時間がかかる」と
慎重な見方を示した。販売拡大に向け、3D画像を撮影し、裸眼で視聴できるスマートフォン
(多機能携帯電話)を年内に発売すると表明した。

     ◇

片山社長とのその他のやりとりは以下の通り。

――3Dテレビの販売戦略はどのようなものですか。

「今月は米国、秋に欧州と中国、来年は東南アジアなどに投入する予定だ。ただコンテンツが
そろっていない状況で宣伝しすぎるのはお客さん目線ではない。4原色の高画質テレビ、
クアトロンを売り出すなかで3Dも提案していく」

――テレビや携帯電話で日本メーカーは海外勢に苦戦を強いられています。

「裸眼で見られる3D液晶などの技術は米アップルや韓国サムスン電子にはないシャープの強みだ。
3Dカメラや3D液晶を詰め込んだスマートフォンを世界で売り出し、3Dテレビとつながるように
すれば相乗効果も期待できる。携帯が独自に高機能化した日本は『ガラパゴス』と馬鹿にされてきたが、
3D時代には、それが武器になる」

――「和製iPad」の今秋発売を発表しました。

「新製品は電子書籍だけにとどまらず、あらゆるコンテンツを購入できるeコマース(電子商取引)用
端末になる。いわばスマートフォンとパソコン両方の進化版。同様の端末が他社からも発売され、
すぐに一家に1台以上の市場規模になるだろう。その中で液晶テレビ並みの45%以上の国内シェアを
とりたい」

-以上です-
シャープ http://www.sharp.co.jp/
株価 http://company.nikkei.co.jp/index.aspx?scode=6753