8月2日(ブルームバーグ):メキシコ湾岸の住宅価格が最大で5万6000ドル(約485万円)
下落する可能性があることが、米不動産データ会社コアロジック(カリフォルニア州)の
リポートで明らかになった。米国史上最大の海洋汚染の余波で住宅が買い控えられた。
コアロジックのリポートによると、平均住宅価格が一番下がるとみられるのはミシシッピ州
ガルフポートの海岸沿いだ。
続いてアラバマ州モービル、フロリダ州ペンサコラ。
コアロジックの見通しだと、今年の湾岸住宅の喪失額は6億4800万ドルで、今後5年間では
30億ドルに達する。
原油流出事故で、海の眺めと海岸への近さで高値が付いていた湾岸の住宅の価値が損なわれる
可能性が強まっている。
コアロジックのチーフエコノミスト、マーク・フレミング氏(バージニア州ビエナ在勤)は、
英BPが原油流出を止めるのに払った努力が不動産価格の下落を止めるのには十分ではない
との見方を示した。
フレミング氏は電話インタビューで、「原油が漂流してきたかどうかだけではなく、これほどの
災厄になると人が寄り付かなくなる証拠だ」と述べた。
原油流出の影響を受ける住宅はアラバマ州からフロリダ州大西洋岸まで60万戸以上に上る見込み。
砂浜に長期的な影響が及ぶかどうかは、海流、風向き、原油回収の状況、汚染の痕跡などによる。
コアロジックによると、原油流出の影響を最も大きく受けた郡はミシシッピ州ハリソン、
アラバマ州モービル、フロリダ州エスカンビアで、約7万1000戸の価格が下落する可能性がある。
ソースは
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=aNLefz1ztrHY 関連スレは
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