日本電機工業会は26日、白物家電の6月国内出荷額は前年同月比6.2%増の
2388億円と、2カ月ぶりのプラスになったと発表した。
6月は平年より暑い日が続いたことからルームエアコンや冷蔵庫の売れ行きが好調で、
全体を押し上げた。
エアコンは7.5%増の1052億円で、5.1%増の130万台だった出荷台数と
ともに3カ月ぶりのプラスとなった。
冷蔵庫も金額ベースで2.6%増の419億円、出荷台数で2.3%増の
41万6000台とそれぞれ2カ月ぶりのプラス。
特に、容量401リットル以上の大型機種は出荷台数が8%増の21万7000台と
大きく伸びた。
気象庁のまとめによると、6月は沖縄を除く全国で暑い日が多く、平均気温は北海道で
平年より2.4度、東北で1.7度、関東甲信で1.5度それぞれ高かったほか、
東海や近畿、中国でも平年を0.8〜1.2度上回った。
このほか暑さとの関連性は薄いものの、洗濯機が2.9%増の229億円、
掃除機が7.2%増の83億円、炊飯器が23.1%増の83億円などと
軒並み前年同月を上回った。
また、4〜6月の白物家電全体の国内出荷額は前年同期比2.8%増の5469億円と
なり、四半期としては2008年7〜9月期以来、7期ぶりのプラスに転じた。
出荷額は08年秋に起きたリーマン・ショック前の4〜6月期(5449億円)と
ほぼ同じ水準に戻り、昨年7〜9月期を底にした白物家電の回復傾向を改めて裏付けた。
ソースは
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100726/biz1007261529008-n1.htm 日本電機工業会
http://www.jema-net.or.jp/ 2010/07/26 民生用電気機器 国内出荷実績 2010年6月分
http://www.jema-net.or.jp/Japanese/data/kakoku.htm