トステムは、三菱UFJリース(東京都千代田区、村田隆一社長)と連携し、サッシと玄関ドアのリース事業を展開する。
築年数が経過したマンションがターゲット。修繕積立金が不足していても取り付け工事費と毎月定額のリース料とを支払えば
開口部の断熱改修が行える。リース契約終了後、取り付けたサッシと玄関ドアは管理組合に無償譲渡する。
トステムは、全国のマンション管理組合を対象に、リース事業による改修を提案する。同社が三菱UFJリースに商品を販売。
管理組合は三菱UFJリースと契約を結んでサッシや玄関ドアを交換する。
取り付け工事費は一括払い、商品代金は毎月定額払いとなる。
集合住宅は、管理組合が長期修繕計画を立て、共有部分を改修する。
築年数が経過すると、住民の入れ替わりなどもあって、修繕積立金が不足するケースも発生。
国土交通省のマンション総合調査(08年分)によると、築29年を超える集合住宅の28%で、修繕積立金が不足しているという。
トステムは、管理組合の負担を減らし、古くなったサッシや玄関ドアを改修する方法として、リース事業を立案。
開口部の断熱性能を高めることで冷暖房費を抑えることが可能になるとともに、家庭部門における二酸化炭素(CO2)の
排出量削減にもつながるとしている。
▽ソース:日刊建設工業新聞 (2010/07/22)
http://www.decn.co.jp/decn/modules/dailynews/news.php/?storyid=201007220205001