【自動車関連】ナビポータル、観光地情報をカーナビに配信するサービスをレンタカー向けに設定 [10/07/21]

　パイオニアとソフトバンク、三井物産が出資し、テレマティクスサービスの企画などを手掛けるナビポータル（宮川潤一社長
東京都港区）は、カーナビゲーションの位置情報を活用した法人向けサービス「ナビポータルforBiz」にレンタカー事業者向けの
新サービスを設定した。
通信型カーナビにレンタカー事業者独自のコンテンツを配信するASPサービスで、市販カーナビには収録されていないオリジナル
情報がレンタカー利用者に提供できるようになる。
同社はレンタカー事業者のサービス力向上につながる付加価値として、とくに観光地で使用するレンタカーへの装着需要を獲得
していきたい考えだ。

　レンタカー事業者向け新サービスは、輸送事業者向けの運行管理支援サービスに続くナビポータルforBizの第2弾商品。
パイオニア製の通信型カーナビに配信するコンテンツをレンタカー事業者のニーズに合わせてカスタマイズできるのが特徴だ。

　例えば、レンタカー事業者が独自に持つ観光スポット情報やドライブルートをカーナビメニューの一つとして表示することができる。
表示内容はレンタカー事業者がパソコン上で集中管理でき、コメントや写真、掲載期間、クーポン情報なども自由に掲載できる
仕組みとなっている。

　料金プランは、レンタカー事業者がカーナビを買い取る「端末買取プラン」と、賃貸する「レンタルプラン」の2種類を用意。
初期費用は両プランとも契約手数料とコンテンツ制作デザイン料が必要となる。
また、ランニングコストはASP月額利用料がそれぞれ発生する。

　同社は今後、レンタカー事業者を中心に営業活動を強化する方針。
とくにレンタカー需要が多い観光地での使用をアピールし、レンタカー事業者のサービス力向上と競合他社との差別化を支援する
考えだ。また、旅行会社への提案も推進し、「1社当たり千台単位での受注をめざす」（同社）考えだ。

▽ソース：日刊自動車新聞　（2010/07/21）
http://www.njd.jp/news/detail.php?id=1092
▽画像
http://www.njd.jp/images/item/1092/1007210955_4705.jpg

ケータイでよくね？