【労働環境】外国人実習生死亡で過労死認定へ=金属加工会社を書類送検−茨城・鹿嶋労基署 [10/07/02]

このエントリーをはてなブックマークに追加
49名刺は切らしておりまして
茨城県警に業務上過失致死で捜査できないか相談のメールを投げました。
全文引用します。


茨城県警殿

主題の件で鹿嶋労基署が労災認定を行った旨ニュース等で報道されていますが、
この事件が業務上過失致死などの犯罪に該当するのではないかと思ってメール
しています。
まずは以下の毎日新聞の記事をご覧ください。

http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20100703ddlk08040214000c.html

記事内に次のような一文があります。
------------------------------------------------------
「フジ電化工業」の社員寮で08年、中国人技能実習生の蒋暁東さん(当時31
歳)が死亡したことについて、鹿嶋労基署は他の記録や同僚研修生の話をもとに
タイムカードの偽装を見破り、蒋さんの残業時間を特定した。同署は悪質な労災
隠しの可能性があるとみている。
------------------------------------------------------
フジ電化工業は、実習生の蒋さんが亡くなった後、タイムカードをなぜかシュ
レッダー
で破棄しています。普通に考えれば証拠隠しのためにやっているのは明白です。
さらに記事には『しかし蒋さんは死亡前、中国の家族への電話で「休みが取れず
つらい」と訴えていた』と
の記述があるのに社長の藤岡丈彦はインタビューに『時間外労働は実習生からせ
がまれた
もので、無理にやらせた訳ではない』などと回答しています。
外国人研修生が日本では本来考えられないような条件で労働に従事させられ、結
果的に
死に至るケースは他にも多数あり、労働状態を把握できる人がいないためほとん
どのケースは
労災認定されないと聞いています。このような悲惨な状況を改善するには、「労
災になら
ないから殺してもいいや」などと思っている卑劣な経営者に、誰かが厳罰を与え
ることが
必要です。
このような事件は単なる労災ではなく、業務上過失致死などの刑事犯罪で裁かれ
るべき
だと思います。経営者はタイムカードを死後に捏造したり、「時間外労働は実習
生にせが
まれてやった」などと嘘をついておりきわめて悪質だと思います。
本件を業務上過失致死事件として立件できませんか?