マツダレンタカーとパーク24は、カーシェアリングサービス「タイムズプラス」の貸し出し車両に、オリジナルメニューを内蔵
したパイオニア製のメモリーカーナビ「AVIC-MRZ90」を標準装着する。
利用時間の延長がカーナビ画面から行えるほか、ステーションへのルート案内機能も設けた。
タイムズプラスでは、今後増車する600台すべての車両(一部輸入車除く)に、同製品を装着する計画だ。
新サービスはナビ機能をオリジナルメニュー「タイムズメニュー」を組み込み、携帯回線を使った通信機能を兼ね備えたのが
特徴。これまで利用時間の延長は電話による申請だったが、同製品の採用でモニター操作による延長申請が可能になった。
利用者はモニター上の30、60、120分の延長アイコンを押すだけ。
通信回線を介して管理サーバと交信することで、延長の可否をモニターに表示する仕組みとなっている。
また、車両を返却する際に便利なルート案内機能も設けた。
タイムズメニュー内の「返却地案内」アイコンを押すことで、現在地からステーションまでの帰着ルートを自動探索、案内する。
このほか、予約時間の確認や利用案内もモニター上で確認できるようにした。
タイムズプラスは現在、396台のカーシェア車両を保有している。
今年10月までに1千台に増車する計画で、今後増やす600台については一部の輸入車を除く全車に同製品を標準装着する。
将来的には「双方向通信を生かした新しいサービスを検討していく」(マツダレンタカー)方針だ。
▽ソース:日刊自動車新聞 (2010/06/09)
http://www.njd.jp/news/detail.php?id=992&PHPSESSID=7817aa5b5d2f4ad061ade96ffc4b88e1 ▽画像
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