【建設】建設経済研、ゼネコン40社の09年度決算分析…大手と準大手以下で利益率明暗 [10/06/10]

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1依頼78-623@備餡子φ ★
 建設経済研究所は9日、09年度の「主要建設会社決算分析」を発表した。
対象は大手から中堅までのゼネコン40社で、単体受注高の総額は前年度比15・8%減の9兆5509億5600万円と10兆円を
割り込み、過去10年で最低となった。
連結の売上総利益率は前期と同じ6・7%だったが、海外工事で巨額の損失を計上した大手が悪化した一方、資材価格の
下落などにより準大手・中堅クラスは回復基調と明暗が分かれた。
全体的には、厳しい経営環境下で収益改善が思うように進まない状況になっている。

 直近3年の連結売上高平均で40社を3グループに階層分け。1兆円超を「大手」(5社)、2000億円超を「準大手」(14社)
2000億円未満を「中堅」(21社)として決算内容を分析した。
受注高は2期連続の2けた減となり、官・民や土木・建築を問わずに全般的に落ち込んだ。
階層別では、大手が4兆9094億円で前年度比19・4%減、準大手が3兆0978億4400万円で9・4%減、中堅が1兆5437億1200万円
で15・4%減。土木・建築別では、土木が2兆5344億0900万円で15・6%減、建築が6兆8744億1100万円で14・6%減だった。

 売上高(連結)は総額13兆2473億2700万円で13・4%減。工事進行基準への変更に伴う増加分(約3%上積み)があったが
08年度からの受注減で手持ち工事が減少し、減収傾向に歯止めがかからない状況だ。
売上総利益は8823億6800万円と1兆円を割り込んだが、資材価格の下落が利益改善に寄与し、総利益率は準大手が7・6%
(前期比0・4ポイント上昇)、中堅が8・8%(0・7ポイント上昇)と改善する一方、海外の大型土木工事の採算悪化で大手は5・5%
(0・5ポイント低下)となった。

 10年度は、市場縮小が引き続き予想されるものの、大手・準大手を中心に09年度を上回る受注目標を設定している。
鋼材価格の上昇など資材費高騰リスクもあって収益環境のもう一段の悪化が予測され、先行きは予断を許さない状況にある。

▽ソース:日刊建設工業新聞  (2010/06/10)
http://www.decn.co.jp/decn/modules/dailynews/news.php/?storyid=201006100202001
2名刺は切らしておりまして:2010/06/17(木) 01:54:21 ID:GUefywlu
うちの会社は大丈夫に違いない...
3名刺は切らしておりまして:2010/06/17(木) 02:29:58 ID:Rvwz07Ia
ゼネコン潰れる潰れる言ってるけど全然潰れないね
4名刺は切らしておりまして
建設経済研究所のほうがゼネコンより先になくなるんじゃないの?

事業仕分けで・・・