古河ユニック(東京都中央区)は、環境対応クレーンのU-can ECOシリーズに、大型トラック用2・95トン吊りクレーンの
「UR-U580Nシリーズ」と「UR-U1000Nシリーズ」、4・90トン吊りクレーンの「UR-U600Nシリーズ」と「UR-U1200Nシリーズ」の
合わせて4シリーズを追加し販売を開始した。
同社ではトラック搭載型クレーンであるユニッククレーンで低燃費・低排出ガス化を進めており、今回の4シリーズの販売で
荷台内架装型クレーンを除くすべての環境対応化を完了した。
新製品は、2つのポンプの吐出油量を最適制御する「エコポンプ・システム」を採用。
従来機と同じ作業スピードを維持しながら、エンジン回転数の低回転化を図った。
これにより、クレーン作業時の消費燃料と排出ガスについて、従来機に比べ約45%削減(UR-U580N、UR-U600Nシリーズ)
したとしている。
本体価格(シャーシを除く)は、2・95トン吊りクレーンUR-U580Nシリーズのうち、UR-U585NRSKK(5段ブーム)が794万円
(消費税別)。販売計画は、UR-U580NとUR-U600Nの両シリーズで年間60台、UR-U1000NとUR-U1200Nの両シリーズで同10台。
▽ソース:日刊自動車新聞 (2010/06/08)
http://www.njd.jp/news/detail.php?id=984&PHPSESSID=6b100fe44867bfc0bed4b77910173159 ▽画像
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