三菱樹脂は、ゼオライト系水蒸気吸着材「AQSOA(アクソア)」の新規製造設備を直江津工場(新潟県上越市)に完成させ
21日に現地で竣工式を実施した。投資額は約5億円で、生産能力は年産150トン。
低温排熱を利用した吸着式冷凍機、デシカント除湿機など向けとして、市場の急激な立ち上がりが見込まれるため
新設備による供給拡大を図った。
アクソアは、40〜80度Cという低い温度領域でも水蒸気を放出(再生)できる独自の合成ゼオライト系素材。
このため従来は利用できなかった低温排熱や太陽光を熱源に、空調システムなどの大幅な省エネを実現できる。
▽ソース:化学工業日報 (2010/05/24)
http://www.chemicaldaily.co.jp/news/201005/24/01401_2125.html