>>385 物価の安定を図ることを通じて、とある
その実現が国民経済の健全なる発展の前提となることは自明の理である
というのが法律の立場なわけであるが
それを国民が疑問に思うのであれば、まず法律から変えるというのが筋であろう
金融政策の在り方に関わる根本的な問題を解釈でどうこうしようとするならば
それこそ法学部出身者の傲慢というべきであろう
日銀は物価指数について妥当な水準を常に模索している
デフレーターは経済取引を包括的にカバーしている点、メリットと言えるが、欠点もある
生鮮食品やエネルギーを除いたPCEデフレーターを重視するのは米国の立場であるが
欧州や英国は総合指数を重視している
そのことからも分かるように、普遍的に妥当する計算方法というものは存在しない
国内でも議論が戦わされているが、日銀がそれに無関心とは言えない