【建設】石綿を高温蒸気で無害化、セメントに再利用 NEDOなど共同開発 [10/05/02]
1 :
依頼@@@@ハリケーン@@@φ ★:
健康被害が懸念されるアスベスト(石綿)を含んだ建築廃材を、高温の蒸気で無害化する
新技術を新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と戸田建設、大旺新洋(高知市
)が共同で開発した。高温で溶かす既存の方法と比べ、処理温度を抑えられ、コストとエ
ネルギーを大幅に節約できる。
開発チームは、「過熱蒸気」に注目。950度の水蒸気で石綿を無害な物質に化学変化
させるのに成功した。処理後の廃材は砕き、セメントの材料として再利用する。
NEDOによると、石綿を含んだ廃材を無害化するには、1500度以上の高温で溶かす
必要があるため、大半は熱処理されず埋め立てられる。
今回の技術では処理エネルギーは従来の約3分の1、コストは半分程度で、安全面でも
優れるという。平成24年度の事業化を目指す。
ソース:MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/science/science/100502/scn1005021614001-n1.htm
ニチアスのことは忘れないぜ
3 :
名刺は切らしておりまして:2010/05/04(火) 13:24:42 ID:QYwi0UIY
蒸気で無害化したとする石綿を、NEDO職員が吸ってほしいね。職場の壁とかにも使ってみてほしい
仕分けでタコ殴りにされてたところですね
知財の権利はどうするんだとか、さんざ突っ込まれてた
5 :
名刺は切らしておりまして:2010/05/04(火) 13:30:08 ID:XkLkSFwn
どういう形で無害化するか知ってる人いる?
6 :
名刺は切らしておりまして:2010/05/04(火) 13:35:32 ID:oMElitr3 BE:786959036-2BP(6881)
950度の水蒸気って、何気圧になるんだよ
>>5 アスベストによる中皮腫は、鼻や気管で排除できないような微細な繊維が肺の中に蓄積し、肺の中で分解もされないため
異物がずっと肺の中に留まることで発生する。別にアスベスト繊維が毒素を出すわけではない。
この研究の原理の詳しいところまではわからないけど、1000℃弱の温度をかければ、結晶水が飛んで構造が変化するとは思う。
そのときに微細繊維にならないような構造になり、鼻や気管で排除できるレベルの大きさの物質になっていれば、吸っても肺への蓄積がなくなり、無害化できる。
又は微細繊維の大きさは同じで肺まで到達しても、体内で徐々に分解されて最後は溶けてなくなってしまうか。
8 :
名刺は切らしておりまして:2010/05/04(火) 13:47:24 ID:mjpHlQZz
溶岩に捨てたら?
9 :
名刺は切らしておりまして:2010/05/04(火) 13:50:35 ID:nmX4ylhD
ペテンだなw
10 :
名刺は切らしておりまして:2010/05/04(火) 13:51:41 ID:XkLkSFwn
>>7 俺もそれについて以前少し調べた事があるんだ、
今はロックウールっていう人口の石綿のようなものがあるんだが、
石綿のやっかいな事は鼻や器官で排除出来るかどうかではなく
分解されにくいという事にありそうだって事だ。
石綿の分子が強烈な分子間力で離れないらしい。
11 :
名刺は切らしておりまして:2010/05/04(火) 13:56:11 ID:46gPWd75
旧建設省ってアスベストが使用禁止になる前に、自分とこの庁舎はアスベストなしで作ったんだろ
そういえばPCBはいつまで保管すればいいの?
950℃の水蒸気怖すぎるw
14 :
名刺は切らしておりまして:2010/05/04(火) 14:56:01 ID:2rrozboH
由来が朝鮮ニダ。
KEDOニダw
15 :
名刺は切らしておりまして:2010/05/04(火) 15:51:33 ID:ogeKvGvF
解体業がまもってくれるならいいけど
在日ビジネスは信用できるのか
>>10 ロックウールなんて全然アスベスト代替にはならないよ。繊維としての強度が圧倒的に足りない。
所詮は陶器のような焼き物的繊維だからね(天井吹付けくらいならなんとかなるかもしれないけど)
ロックウール自体は人造繊維であり、そのままの繊維状の形状ではまず肺まで到達するような細さにまでなれない。
そして、力を受けて細かくなるものは、繊維の方向性のなさから、繊維が短くなる(更には繊維状というより粒子状になるような)
壊れ方をするのが一般的。
肺に到達した粒子状の微細な粉末はマクロファージによってかなり分解されて排除されるし、繊維としての性質を求めてロックウールに
たどり着くのであれば、ロックウールにより肺に到達するような微細な粉末が大量発生し、マクロファージで除去しきれない(=じん肺の発生につながる)
ような使用方法は本来おかしいので、常識的に考えればロックウールの発ガンリスクは低いと考えて差し支えないと思う。
しかし、アスベストの最大の特徴はセラミック繊維やロックウールと違って、繊維の方向性があって、フィブリル化(繊維が縦に割れて非常に細かい繊維となる)で、
繊維のようなアスペクト比を残したまま肺に到達する。
かといって、縦割れはしやすいものの、繊維の長手方向と垂直の方向には非常に強い繊維なので粉状にならず、
マクロファージが分解するには大きすぎるもので、体内で分解されずに残ってしまう。
スタントン−ポッツの仮説というのが有名だけど、繊維としての形状(太さと長さ)が肺への蓄積・発がん性を誘発しているという説は古くからある。
安価で化学的に安定なため、夢の素材と呼ばれていたくらいだから、体内で分解されづらいのはある意味当たり前。
アスベストは化学的に安定で、形状的に発がん性を誘発しやすいという悪い条件が重なっている。
最近ではラジウムの蓄積→放射線によるがん発生なんて研究もあるみたいだけど、その説が正しいものと仮定するとラジウムが熱で別の元素に
変わってしまうわけではないから、高温による無害化は体内へ取り込まれないような(フィブリル化されない)構造に変化したものと予想される。
17 :
名刺は切らしておりまして:2010/05/04(火) 17:25:46 ID:XkLkSFwn
フィブリル化なんて初めて聞いた。
専門家の方ですか?詳しく解説ありがと。
素人が下手に「仕分けして」力をそいでしまうと、有用な研究まで停滞する。
>>17 10年位前から5年前くらいまで、石綿バリバリ使う会社に勤めていて、自社製品のMSDS作成とか
PRTR対象化学物質やRoHS指令対象物質の不含有証明などに携わってたよ。
その会社辞めて3ヶ月くらいでニチアスの従業員や家族が中皮腫等でなくなっていたという報道が流れた。
その仕事引き継いだ後輩に『あいつ可哀相だな・・・』と同情したのは2005年の夏。
あ、>1を流し読みしてたから今まで気づかなかったけど、これって取り壊した後の建築廃材のことだよね。
建築物取り壊しのときの飛散が(まるで受動喫煙のように)近隣住人にとっては最大の問題なのに、
そこが飛躍的に改善できるわけじゃないのね。
正直、ただゴミの山にするのではなく、地中にきちんと埋めれば、埋め立て後の浮遊石綿の空気中濃度なんて低く抑えられる。
製造・使用が禁止された石綿のこれからの問題は、それらを使用した建築物の取り壊しの際に、1970年以前に使われていた
毒性の強い青石綿や茶石綿(ニチアスでは2006年くらいに使用されなくなった白石綿より格段にヤバい)の飛散をどこまで抑えられるかがカギ。
建築物に前処理して、解体時に飛散しないか肺に到達しない構造に変化させて、安全に建築物が解体できる技術であれば、革新的なんだろうけどね。
廃材の処理なんて、タバコの吸殻をどう処分しようかというのと同じレベルのお話だと思う。埋め立てでも加熱処理でも勝手にやってくれ。
21 :
名刺は切らしておりまして:2010/05/04(火) 21:32:30 ID:XkLkSFwn
>>19 ちょっと教えて、吹き付けアスベストはS50に禁止されてるんだが
建材ボードではもっと後まで残ってたんですよね。
10年前まで使ってるという事はどの建材ですか?