マークイットが3日発表した4月のユーロ圏の製造業購買担当者景気指数(PMI、季節調整済み
改定値)は57.6となり、前月の56.6から上昇し、2006年6月以来の高水準となった。
速報値の57.5から上方修正された。
PMIは50を上回ると景況の改善を、下回ると景況の悪化を示す。これで7カ月連続で50を
上回ったことになる。
生産指数は61.2と前月の59.8から上昇し、2000年6月以来の高水準となった。
ただ、速報値の61.3からは下方修正された。
マークイットのクリス・ウィリアムソン氏は「4月のPMI改定値は、製造業の伸びが2ケタに
達しつつあることを示している。輸出主導の製造業拡大ペースはドイツで過去最高を記録した
ほか、他の多くの国でも引き続き拡大している」との見方を示した。
ソース
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK864470020100503