舗装工事の道路工業(札幌)など道内建設関連中小4社が、新会社「エコビジョン北海道」
を設立した。環境に優しいとして有望視される、地中熱を冷暖房に利用するヒートポンプ
システムの施工を行う。各社の得意分野を結集して建設業を取り巻く厳しい状況を乗り切る
構えだ。
新会社を共同で設立したのは、ほかに建設コンサルタントの上山試錐工業(札幌)、電気
設備工事の拓北電業(同)、管工事の有我工業所(上川管内上富良野町)。社長は道路工業
の中田隆博社長が務める。資本金は1080万円で北洋銀行と北海道銀行も出資。本社は
札幌市中央区の上山試錐工業内に置く。
地中熱ヒートポンプシステムは、地中深くにU字形の管を埋め込み、その中を流れる不凍
液が吸収する地熱を利用して冷暖房などを行う仕組み。灯油暖房などに比べてCO2排出量
を減らせる。
ソース:北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/228743.html