米航空大手5社の2010年1〜3月期決算が27日、出そろった。
売上高は全社増収となったものの、利益面では世界的な景気後退による
価格競争の激化や原油価格の上昇で費用がかさみ、全社が赤字となる
厳しい決算となった。
米航空業界では、3位のユナイテッド航空の親会社UALと
同4位のコンチネンタル航空の合併交渉が伝えられている。
厳しい決算を背景に業界再編の動きが加速する可能性もある。
売上高で最大手のデルタ航空は2億5600万ドル(約239億円)の
最終損失を計上。
前年同期の7億9400万ドルの純損失から赤字幅は縮小したものの、
依然として大幅赤字だ。
2位アメリカン航空の親会社AMRの純損失は5億500万ドルと
前年同期から赤字幅が大幅に広がった。
コンチネンタルも最終損失が1億4600万ドルと赤字幅が拡大した。
ソースは
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100428/biz1004281129002-n1.htm