クレハは、種子消毒剤「イプコナゾール」について能力増強の検討に入った。北米市場が立ち上がったのを皮切りに
海外市場が順次拡大に向かう見通しで、生産基盤の強化が必要になった。
現在は国内で委託生産しているが、海外での新たな委託先確保も視野にある。
イプコナゾールは、クレハにとって茎葉散布剤「メトコナゾール」に続く農薬分野の世界戦略商品。
2007年にアジアの一部を除く全世界における種子消毒分野について、同分野の世界的大手である米ケムチュラ
(コネチカット州)と独占販売契約を締結し、グローバル展開を本格化した。
▽ソース:化学工業日報 (2010/04/19)
http://www.chemicaldaily.co.jp/news/201004/19/01601_2121.html