マルイアドバンス(茨城県日立市、井上敬一社長、0294・74・5455)は、空き瓶のリサイクル事業に参入する。
近隣自治体が回収したガラスの空き瓶を粉砕し、焼き固めて建築・土木資材に加工する。
太田工場(茨城県常陸太田市)の敷地内に新工場棟を建設した。20日にも生産ラインの試運転を始める。
初年度2000万円、3年後に1億円の売り上げを目指し、主力である自動車エンジン部品加工以外の事業を育成する。
マルイアドバンスは、トリム(那覇市)から技術導入してリサイクル事業を始める。
集めたガラスの空き瓶を粉砕し、添加剤で発泡させ、焼成して「スーパーソル」という軽石のような建築資材を生産する。
事業部も新設し、商社と組んで販路の開拓や用途の開発を進める。生産能力は月600立方メートル。
▽ソース:日刊工業新聞 (2010/04/16)
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0620100416hhai.html