【鉄道/海外】「日の丸トレイン」欧州へGo!…日立製作所、欧州ビッグ3に挑む[10/04/11]
日立製作所が欧州の高速鉄道ビジネスで奮闘している。英国で総額1兆円のビッグプロジェクトを内定し、
その実績を引っさげ、欧州大陸に乗り込む。待ち構えるのは、独シーメンス、仏アルストム、独に鉄道事業の
本拠地を置くカナダのボンバルディアのビッグ3だ。“日の丸トレイン”は、その牙城(がじよう)に風穴を開ける
ことができるのか。
◆英国の鉄オタも虜
昨年12月13日、ロンドン中心部のセント・パンクラス駅。ゴードン・ブラウン英首相も見守るなか、日立の
「クラス395」が、さっそう走り抜けた。
鉄道発祥の地に日本の車両が納入されるのは初の快挙だ。立ち会った日立の庄山悦彦相談役は、確固たる
手応えに破顔した。
「ジャベリン(投げやり)」の愛称を持つ日立の車両が走るのは、ロンドンと英仏海峡トンネルの入り口の
アシュフォードを結ぶ「海峡連絡線(CTRL)」。最高時速225キロを誇り、所要時間を約90分から半分以下の
37分に短縮した。
「速いのに静かだ!」「英国で初の高速鉄道だ!」
英国の“鉄オタ(鉄道オタク)”もとりこにし、インターネット上の動画投稿サイトには、その雄姿が称賛の
コメントとともに次々とアップされた。
◆納期への使命感
「英国ではあり得ないことをやってしまった」。日立の川村隆会長は、初納入をこう振り返る。
英国ではそれまで車両の納期遅れは当たり前のことだった。だが、日立は納期の半年前に乗客を乗せた
試走を始めるなど、日本の運行ダイヤのように遅れることなく、英国業界を「納期を守った初のケース」と驚愕
(きようがく)させた。
日立が初めて英国に駐在員を派遣したのは平成11年。約20年前の鉄道民営化以降、投資負担を抑える
ため、車両の更新が手控えられてきた結果、老朽化が進んでおり、ビジネスチャンスは大きい。ビッグ3が
牛耳ってはいたが、英国メーカーはなく、参入障壁も低いと考えた。
12、13年に参加した入札に連敗し、実車の姿すら見えない「ペーパートレイン」とまで揶揄(やゆ)された。
だが、英国の独自規格に対応するための地道な実証実験などを繰り返して信用を構築。17年にシーメンス・
ボンバルディア連合を抑え、CTRLの受注を勝ち取った。
▽ソース:SankeiBiz (2010/04/11)
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100411/bsb1004110007000-n1.htm ▽画像
http://www.sankeibiz.jp/images/news/100411/bsb1004110007000-p1.jpg 記事は
>>2以降に続きます。
>>1の続きです。
さらに昨年、ロンドン−エディンバラなどを結ぶ都市間高速鉄道の車両を最大1400両更新する1兆円の
「IEP」プロジェクトでも、ビッグ3と渡り合って優先交渉権を獲得した。
6月の総選挙を控え、英運輸省の政治判断で正式契約は先送りになったが、ひっくり返る可能性はほとんど
ないという。
「納期を守るという、日本メーカーに刻み込まれた使命感が評価された」
鉄道を含むインフラ事業を担当する鈴木学執行役常務は胸を張る。
アドニス英運輸相が先月表明したロンドンと主要都市を時速400キロで結ぶ総額4兆円の英国版新幹線建設
計画にも、「日本の技術が生かせる」(関係者)と意欲をみせる。」
◆総合力で見劣り
だが、英国の次に狙う欧州大陸は、まさにビッグ3の牙城で、壁は高い。
世界市場でビッグ3は各16〜20%のシェアを持ち、合計で過半を握る。これに対し、日立は「数%」(同社
広報)にすぎない。鉄道事業の売上高は、日立の1767億円に対し、3社はいずれも5000億円を大きく超える。
鈴木氏も「互角に戦える技術力はあるが、残念ながら人員や資金ではかなわない」と力の差を認める。
最大の課題は総合力だ。日本では鉄道事業者の発注に従い車両や制御システム、信号などをそれぞれの
メーカーが納入する分業スタイル。「単なるサプライヤー(部品提供者)の歴史が長かった」(鈴木氏)。
対するビッグ3は一括で受注し、保守点検まで手がける「垂直統合型」のビジネスモデルだ。鉄道建設計画に
まで踏み込んだコンサルティングやアフターサービスの提供力は大きく見劣りする。 日立は先月、5年後に
鉄道事業の売上高を倍の3500億円に拡大する計画を打ち出した。IEPの受注が正式に決まれば、国内最大の
工場と同水準の生産能力を持つ工場を英国に建設し、欧州開拓の拠点とする計画だ。CTRLで初の保守業務も
手がけ、ノウハウの蓄積を急ぐ。
「日本流のきめ細かさは武器になる」(同社)
鉄道事業者の多様なニーズに応える技術力や納期の絶対厳守を前面に打ち出し、英国以外でも、ビッグ3を
打ち破る構えだ。
−以上です−
3 :
名刺は切らしておりまして:2010/04/14(水) 00:01:01 ID:UeatUoWR
4 :
名刺は切らしておりまして:2010/04/14(水) 00:06:10 ID:sUMNYsAM
アホか。。。。地元企業と提携すべき。
5 :
名刺は切らしておりまして:2010/04/14(水) 00:06:56 ID:5TQ8LZiI
"HEL"と"HEU"、あなたはどっち派?
6 :
名刺は切らしておりまして:2010/04/14(水) 00:11:18 ID:w4kcg38q
ウェーハッハッハ。チョッパリの鉄道車両の起源は百済ニダ。
>6
東亜の巣に帰れよ!
8 :
名刺は切らしておりまして:2010/04/14(水) 00:14:43 ID:IX7atl1b
日車はどうした。
ふむふむ。マラード号の後継機種を日立が開発。英国に寄付してくれるんですね。
10 :
名刺は切らしておりまして:2010/04/14(水) 00:40:02 ID:DMm+kFx/
家電はパナやソニーに任して
日立と東芝はこっちに絞った方がいいんじゃねーかなあ
海外にも日本の鉄オタみたいなのいるの?
なんだ売れてんのか
13 :
名刺は切らしておりまして:2010/04/14(水) 01:06:55 ID:ATAiCJHt
1兆円も赤字を出した会社にホルホルしてんじゃねぇよ。
この会社は、どうしようもねぇ、腐ったみかん会社だってことは、誰もが知る所だろうがよ!
チョッパリの自尊心は砂上の楼閣。
この会社は後何年持つかね?5年?いやいや来年は、倒産して、事業ごとに分割されている?
>>13 何しに日本のサイトに書いてんだ?
おまえの自尊心ってちっけーなw
直流750Vって・・効率悪そう。