リニアは不要ですね。なにわ筋線だけでも十分。
● アクセス性が悪化しても需要が減らない事例
【利便性 ≠ アクセス性】である。
利用者はアクセス性以外にも、便の多さ、就航都市の多さ、機材の多彩さ、
ターミナルの使いやすさ、乗り継ぎのしやすさ等を考慮して空港を使用する。
アクセス性は、利便性の1要素に過ぎず、
【アクセス性が良い空港は利便性が高い】 とは言えない。
近郊から郊外に移転し、アクセス性が悪化しても利用者が増えている例は枚挙に暇が無い。
(例1)新・旧広島空港−羽田路線 (広島駅からバスで 30 → 60 分に悪化)
旧)平成 4年度 170万人
新)平成11年度 224万人
※ 機材の大型化による需要増がアクセス悪化を上回ったケース
(例2)関西の総航空需要
平成 5年度 1,830万人(内) 534万人(際) 伊丹のみ
平成12年度 2,400万人(内) 1,290万人(際) 関空・伊丹
平成20年度 2,320万人(内) 1,010万人(際) 神戸込み
※ 関空開港(H.6年)後の方が国内線も国際線も関西の総需要は増加している。
(例3)関空−旭川、伊丹−旭川の実績
ttp://sylphys.ddo.jp/upld2nd/train/src/1268527928882.png ※ 伊丹は 3,000m 滑走路を有し、大型化が関空便の需要増の主因ではない。
このように、アクセス悪化と需要減少は直結しない。
以上より、伊丹廃港となった場合にアクセスが原因で関空が利用者から敬遠されることは無い。