【インタビュー】学生の「大企業志向」は「起業」よりリスク!?−ネットイヤーグループ石黒社長[10/03/31]
◆大企業志向こそリスク!? 私が起業を選んだ理由
――最近の若者は、「大企業への就職志向」が強いと言われている。しかし、石黒社長は大企業に勤めていた
にもかかわらず会社を辞め、MBA取得のためスタンフォード大学へ留学した。そして、現地でもあえて就職せずに
自ら起業されている。一見すると常に“リスク”と隣り合わせの行動をとられてきたが、なぜこのような選択を
し続けてきたのか?――
確かに日本では、「大企業にいるほうが安全だ」という妄想があり、「1人で起業することは大変」と思われる
傾向がある。しかし、1人で起業することのほうが絶対に安全で、リスクは少ないと私は考えている。なぜなら、
人に依存することが一番のリスクだからだ。
何事も自分の判断だけで進めていくことが可能であれば、自分さえ正しく判断すればそのまま正しい結果が
返ってくる。しかし、組織の中で人に依存すると、コントロールされてしまうため、合理的でない人が上に立てば
自分もとんでもない目にあう。
また、今が最盛期という産業を選んだり、一番業績が好調な大企業に入ることを「リスクが少ない」と思うこと
自体、間違っている。世の中は常に変化していて、新しい技術や新しいサービスが、今あるものを代替していく。
大企業への就職を選ぶということは、現在の注目企業や注目産業へ就職するということとほぼ同義だと
思うが、どんなに最盛を極める産業や企業も成長期からやがて衰退期を迎えることになる。つまり、就職する
ときに「リスクがない」と判断した企業でも、将来正反対の状況になることも大いにあり得るのだ。環境は変化し
続けているため、将来を予測して行動できればいいが、それはとても難しい。
もちろん、優秀な企業はこれら変化に対して製品やサービスの転換をして、環境に順応していくものだが、
この転換は自分の力だけで行えるものではない。実際、この経済不況により、大企業の中には大規模な
リストラを行っているところもある。
したがって一番良いのは、「自分がベストだ」と思ったものを選ぶこと。それで失敗しても、その決断は
自己責任でやったわけだから自分も納得がいく。それを“リスク”とは呼ばないだろう。
つまり、私が「起業」を選択した理由は、私から見れば「起業」は他の選択肢よりも“リスク”が少なく、
「自分がベスト」と思っただけのことなのだ。
さらに、私が起業したシリコンバレーでは、日本人が想像しているよりも起業に対するリスクは小さい。
なぜなら、自分たちで世の中を変えようとする人々が多く集まっており、彼らの事業を助けるための社会
インフラがきちんと整っているからだ。
シリコンバレーには、「自分で会社を立ち上げたい」と思っている起業家やエンジニアが多く、その成果に
対する金銭的報酬を伴うインフラができている。また、ベンチャーキャピタルが資金や起業の方法を
支援してくれるため、日本とは違って起業にチャレンジしやすい。
マネジメントが得意な人やエンジニアが協力をし合って会社を作るため、お互いの長所を存分に発揮できて、
ある程度のマイルストーンを達成することが可能だ。さらに、「失敗を許す」「失敗は学習である」という
カルチャーが、起業に挑む個々人を成長させている。
▽ソース:DIAMOND online (2010/03/31)
http://diamond.jp/articles/-/7747 記事は
>>2以降に続きます。
>>1の続きです。
◆「そこそこ幸せでいい」は「失敗すること」よりも危険
――シリコンバレーのような「自分たちで世の中を変えよう」という意識は、今の日本では希薄で、むしろ
「失敗を避ける」若者が多いように感じる。それはなぜだろうか?――
現在の日本では、高度成長期の日本やシリコンバレーと違って、「成長」という尺度で人々が動かなくなって
いる。果たして、「成長しろ」と言われてどれだけの若者がついてくるだろうか。
日本がハングリーだった時代は終わり、多くの人が「そこそこ幸せなら、あまり頑張らないでこのままでいい」
という意識を持っている。実は、そこに危機意識の欠落がある。「このままでいい」ということは、他が変わって
いくにも関わらず自分だけがそこに留まることであり、それは奇しくも遅れを意味することになるのだ。
シリコンバレーで成功するインド人や中国人は、皆国を捨ててやってくる。だから、「後に戻れない、ここでやる
しかない」という意識がある。だから日本の若者にも、「今何とかなっているじゃないか」という思いは捨て、
危機に対するアンテナを持って欲しい。
そして、「失敗を恐れる」若者が増えているが、失敗しないためには、自分自身を鍛えていくことが大切だ。
失敗しなければいつまでも学べない。チャレンジをしていけば、絶対に誰でもいつか失敗する。失敗は自分を強く
する。突然の“リスク”にも耐え得る力をつけることが、相対的に自分をリスクの少ない状況に置くことになるだろう。
したがって、彼らを支える社会は、「成長しないといけないという危機感」と「ちゃんと頑張れば失敗もOKだよ」と
容認する2つの側面を持っていくべきではないだろうか。
◆「最初の失敗者」としてリスクに挑むことも大切
――これまで「就職」「留学」「起業」など、様々な選択を迫られる場面に接してこられたかと思う。こうした様々な
選択をするなかで、『核』となっていることはどのようなことなのか?――
私自身、「何でも自分で判断しなさい」と両親に育てられてきたので、何でも自分で判断している。しかし今では
両親がしてくれたように、業務における判断を社員に任せるようになり、権限委譲もできている。
また、既成概念や周りの意見に影響されて決めるのではなく、自分が「一番いい」と思ったものを選んできた。
それは、自分を信じて自分の好きなことをやってきた単なる結果に過ぎない。自分が満足する信念に従って
生きていればよいのだと思う。
きっと「やりたいことがわからない」人もたくさんいることだろう。私も漠然としか何をやりたいかがわかって
いなかったが、そのなかで「これがいいのではないか」と思ったことを選んできただけだ。「何もやりたいことが
ない」と心配せずに、自分の好きなことを勇気を持って選択する気持ちがあれば、後悔せずに済むのでは
ないだろうか。
絶対に誰もしないこと、したことのないものにチャレンジするという考え方もいい。誰もしたことがないことを
すると、必ず失敗することになるだろう。しかし、自分が「最初の失敗者」として学ぶことはとても多いはずだ。
そうした経験が、人を強くしてくれるだろう。
記事は
>>3以降に続きます。
>>2の続きです。
◆“不満”を排除することが自主的な発言を促す第一歩
――ところで、まもなく新入社員が入社する時期が訪れる。最近は、自分の意見が言えない部下や飲み会に
来ない若者が増えていると言われる。マネジャーたちは彼らへの対応に頭を悩ませていることだろう。石黒社長
ご自身は、マネジャーとして部下とコミュニケーションをどのようにとり、意見を引き出すようにしているのか?――
弊社では、社員が発言しやすいようにするため、オープンな雰囲気を心がけ、私自身が色々な社員に
話しかけるようにしている。その過程でまず行なうのが、全員の「不満」を聞くことだ。先日も、次期リーダーを
集めて話を聞く機会があった。そこでも、先に不満を言ってもらうように促した。
不満というのは、実はバイアスがかかっていることも多い。日本人は不満を溜め込みがちなので、なるべく早く
吐き出させて、バイアスがあればそれを矯正していくことが大切だ。もちろん、不満がすべて真実を表していると
すれば、マネジメントはその不満をいち早く知ることで解決策を見出せる。
そこで私は、意見を言ってもらいやすいように、その人に合わせたシュチエーションを作るように心がけている。
人数は数人から個別、時間も朝やお昼、夜などなるべくその人の性格を考えて話しやすい環境を作るように
している。
ただ、私自身“飲みにケーション”は意外と少ない。ドライと思われるかもしれないが、業務とプライベートを
明確に分けてしまっているところはある。その代わり、業務中や会を設けてのコミュニケーションは十分に
しているつもりだ。確かに、飲み会などによって培われるウェットな関係でなければ聞き出せない話もあるので
その点は反省しているが、飲みにいかずともオープンな雰囲気を作れるようにしていきたい。
このように、弊社の場合、コミュニケーションコストは高くなってしまうが、わりと1人ひとりの意見を聞いて
モチベーションを上げる方法をとっている。それは、弊社のような200人規模の企業では、制度優先の管理が
非常に難しいからだ。
弊社も創業当初とは違い、ある程度大きくなることで「安定を求める人」や「成長志向の人」など、様々な人が
混在している。そうしたなかで社員の意見を聞かずモチベーションを低下させてしまうのは、200人ほどの組織に
とってはインパクトが大きい。
シリコンバレーは、企業の規模によってマネジメントスタイルも経営者も入れ替わっている。アメリカでは、
経営者の交代さえも耐えられるようなメンタリティがあるかもしれないが、そうではない日本においては、規模に
よってマネジメントスタイル自体を変えていく必要があるだろう。弊社も規模が拡大した場合は、マネジメント
スタイルを変えていくつもりだ。
−以上です−
隆盛を極める
1しか読んでないけどさ、経験も金もない若いのが起業するのはリスクあるよ。
親が顔がかなり広いとか、投資してくれるとか、知恵を貸してくれるとか、そういうのがあれば新卒で起業をすればいいさ。
マイクロソフトを起業した奴の両親はなかなか優秀な人だよね。
息子に様々な助言をしただろうな。
そういう後ろ盾がない人で起業したい人は、時代の流行の先端を行く企業に入り込み、様々な才能や権力がある人に顔を繋ぎながら、自己の能力開発に研鑽を積んで、それから起業することだよ。
一流と呼ばれる企業には、秀才が多いし、ごくたまにだが宝石のような人材が紛れている。
起業した後にも助言を受けられる人を見つけられる確率が上がるのさ。
テレビ局みたいに沈み始めている企業には才能は集まってはいないから要注意だが、それでも誰もが知っている大企業に籍を置く価値はあるよ。
起業してから経歴に有名企業が有るか無いかで扱いはかなり違うんだ。
6 :
名刺は切らしておりまして:2010/04/03(土) 02:05:07 ID:EZgfwsnT
起業する。と言うと会社を立ち上げるみたいな感じだが、自営業を始めると思えば気楽に出来ると思う。
経験と人脈はある程度必要だが、最初から大きな金が必要な業種を始めなきゃいい。
>◆「そこそこ幸せでいい」は「失敗すること」よりも危険
これは感じるな
「そこそこ規模の会社でいい」とか言ってた経営者の会社は潰れた
反対に「不況こそ攻める」と言ってた経営者の会社は伸びた
止まるのは確かに危険だと思う
>>7 不況なんだからどう考えても守ってるだけじゃ先細りだよな
守りに入るくらいなら会社たたんだ方がいいのは事実。
大企業のいいところ
・ある部署が自分に合わないと感じても、退職せずに社内で自分にあった仕事を探せる
・企業内で分業が進んでいるので、ある程度自分の仕事に注力できる
・なんだかんだ言っても給料は平均以上で安定している
・労務管理がある程度しっかりしているので無茶な残業などは少ない
大企業の悪いところ
・出世が難しい
・パフォーマンスの低い社員が一定割合でいる
・上記低パフォーマンス社員のための無駄な仕事が一定割合である
・組織の規模が大きく、全体を見渡せない
11 :
名刺は切らしておりまして:2010/04/03(土) 09:33:57 ID:82arbisy
>>7 そこそこ幸せでいいで失敗した例は、ニートとかよほど極端な例を除いてみたことないぞ。
一部の成功者の影に、その何千何万倍もの、
そこそこで満足しておけばよかったのにねっていう敗者がいるのが現実だろ。
まるで俺が学生の時の起業ブームの記事かと思ったよ。
12 :
名刺は切らしておりまして:2010/04/03(土) 10:15:27 ID:XN2fdgr0
>>11 >そこそこ幸せでいいで失敗した例
90年代後半〜2000年代前半の50代リストラオヤジ。
まあ「そこそこ」どころか大いに幸せだったのが、大転落して自殺者多数だったな。
13 :
名刺は切らしておりまして:2010/04/03(土) 10:24:56 ID:XN2fdgr0
日本では学生がすぐに企業はリスクが高すぎるから
30代後半辺りから独立するリクルート型が一番現実的。
リストラ等のターゲットになるのも30代後半からだし。
それ以前の年齢なら転職等でリストラ等のリスク回避は可能。
自殺で言ったら、事業に失敗とかのパターンの方が多いんじゃね?
リストラされた程度じゃ借金抱えるまでは行かないけど、事業失敗だと借金地獄一直線だから。
結構いろんな倒産見てきたが、
ジリ貧で潰れるというが、よくよくみると、
何もせずにジリ貧で潰れているように見えて、
どっかでハイリスクな勝負してるんだよね。
その影には、
>>1みたいなこのままじゃジリ貧ですよー
リスクをとってなにかをしないと大変な事になりますよーと煽ていた、
怪しげなコンサル屋の影がチラホラするんだよね。
株の仕手筋と一緒でさ、事業はある程度までいったら個人資産に逃がして、
あとは適当にやるってのが王道な気がする。
>>12 その人たちは、そもそも身の丈に合っていないローンや教育費を組んでいたというだけだろう。
貴方の言うように、実分不相応な幸せを享受していたのさ。
リストラにあったとき、より大被害を受けるのは、
そこそこで満足していた人より、もっといい生活をしたいとリスクをとっていた人たちだよ。
> シリコンバレーには、「自分で会社を立ち上げたい」と思っている起業家やエンジニアが多く、その成果に
> 対する金銭的報酬を伴うインフラができている。また、ベンチャーキャピタルが資金や起業の方法を
> 支援してくれるため、日本とは違って起業にチャレンジしやすい。
こういうことを普通に書くから、誤解する人が出る。「日本では資金面の支援が無い」とかね。
米国でも起業のほとんどは自己資金によるもので、ベンチャーキャピタルの資金を受けられるのは一部の限られた人。
「一部の限られた人」だから言えることだ、と捉えるのが正解。
>>15 リスクを取る連中を煽ってローリスクで収益をゲットするのが連中のやり口だからな。
企業しろとか中国行けとか言う連中のバックグラウンドを洗ってみると、
コンサルだとか学者とかマスコミ関係者とかばっかりで笑える。
18 :
名刺は切らしておりまして:2010/04/03(土) 10:34:17 ID:XN2fdgr0
実際問題、40超えてから別の会社で働こうとしても、待遇が大幅に下がるか
不本意な職種で働くしかないから、起業せざるを得ないんだよね。
昔のように40〜60歳の間を平穏無事で過ごせればいいが、そうもいかない世になってきたから
起業を考えること自体は悪いとは思わない。
ただ資金もコネも無い大多数の学生起業はリスク云々する前に現実味がないわな。
19 :
名刺は切らしておりまして:2010/04/03(土) 11:10:12 ID:+3NIVKaP
まあ、失敗したら破産か夜逃げ、ではねぇ・・・
20 :
名刺は切らしておりまして:2010/04/03(土) 11:12:29 ID:9gymE987
そもそも、マスコミって
資本元の広告機関だよ
間に受けたら大抵損をする話ばっかだよ
まぁ一番いいのは最初は自分に投資して勉強したり資格とったり人と交わったりして
人脈作ったり資金つくること。
その後は稼いだ財産をベースにのんびりやれるだけのもんを確保しつつ、
一世一代の勝負なんてしないことだな。
22 :
名刺は切らしておりまして:2010/04/03(土) 11:39:05 ID:WiWya3nH
>そこそこ幸せでいいで失敗した例
リストラ対象社員のことかねw
23 :
名刺は切らしておりまして:2010/04/03(土) 11:50:52 ID:zfaHAcpo
あーはいはい馬鹿にハイリスクとらせてぼろもうけって手法ですねよくわかります
金融とかと一緒だろ。
儲ける方法が証券会社を開いて手数料収入か
投資手法を本、セミナー等で収益が儲ける最良の手法という奴
起業の方も似たようなもので儲かるらしいね。
25 :
名刺は切らしておりまして:2010/04/03(土) 17:57:35 ID:toM0VhcM
企業は義務と責任の問題があるからその日からリスクの固まりだけどね。
借金すれば利子払って業績あげて信頼を銀行から勝ち取らないといけない。
倒産すれば借金返済や負債総額次第で人間一人くらい簡単に人生ふっとぶし
>>1の記事みたいな無責任野郎が一番の害悪だわ。
26 :
名刺は切らしておりまして:2010/04/03(土) 21:28:38 ID:XLXMz6HD
学生の就職ランキングBEST50の9割は30年後に衰退してる
>>1 こういうおっさんって自分の息子は起業させないんだよな
>大企業への就職を選ぶということは、現在の注目企業や注目産業へ就職するということとほぼ同義
これは違うだろ。注目企業・産業と大企業かどうかは全く一致しない。
29 :
名刺は切らしておりまして:2010/04/04(日) 11:17:27 ID:ZkyW3TTM
インフラ系の企業への就職が一番
電気、ガス、水道、鉄道、情報通信など。
30 :
名刺は切らしておりまして:2010/04/04(日) 13:23:03 ID:8aETjKRC
>>29 次に危ないのはそのへん。
米国企業ではインフラもやばくなった。絶対安泰と思われた
日航もそうなった。
国内人口自体が減っていけばインフラもきつい。
おいおい、インフラっつっても外に売るのは当たり前だよ。
国内しか見てないインフラ系は死ぬが、一方でアジア・アフリカなど
外へ積極的に進出するインフラ系はウハウハだろうよ。
32 :
名刺は切らしておりまして:2010/04/04(日) 13:41:11 ID:8aETjKRC
>>31 外に売れるか?
甘いんじゃないの。競争がない高コスト体質でぬくぬくやってた
日本のインフラ企業に競争力があるとは思えん。
例えば、JALやANAに競争力があるとおもうか?
電力にしても、日本の電力料金は米国の倍以上だ。
燃料自体が輸入だから高いということを差し置いても高い。
高コストな割にパフォーマンスの悪い日本のインフラ
システムがウハウハ言うほど世界で売れるとは思えないのだが。
国士様は日本のインフラは素晴らしい素晴らしいと言うが
単に異常に高い分、ちょっとはマシなだけという程度だと俺は思う。
仮に韓国や中国と同じ値段でやってくれといわれたら
彼らよりもクソなものしかできないだろう。世界市場での競争力は
ないと俺は思うがどうか。
まあ、JALとか「絶対大丈夫な会社」のはずだったしね。
でも学生がいきなり起業するのは、どうかなー。
所得税のあり方を変えないと起業なんて進まんよ。
>>34 そうか?
一番ボラれてるのはサラリーマンだと思ったが?
36 :
名刺は切らしておりまして:2010/04/04(日) 14:54:28 ID:hKNyYrDr
起業に一番必要な、人脈を作る力が抜けてる今時の若者は厳しいと思うよ
我慢もできないし、プレッシャーにも弱いでしょ 絶対無理じゃん
37 :
名刺は切らしておりまして:2010/04/04(日) 16:59:37 ID:gQAdU1AV
すんごい偏見だな
実家が零細企業だからわかるが
財務部も営業部もマーケも物流も、全部自分でやらなきゃいけない。
理系院卒で英語わかるくらいならいきなりはムリだ。
起業するにしても45くらいで可能なら、って感じじゃないかと。
若いウチに起業しなきゃ駄目なんだよ、って変な強迫観念があるよな
じっくり力を付けて30、40になってからでも全く遅くはない
仮に起業しなかったとしても、そういう心構えで若い時代を過ごすのと
そうでないのとでは全然違う
そう。
たとえば、おいらは外食産業には縁がないが、
比較的修行期間が短いと言われるお寿司屋さん。
暖簾分けして独立しても経営を維持するのは並大抵の苦労ではないと聞く。
どの商売でも、仮に世襲ならば地域的なブランド(というかコネ)があるから
ある程度はやっていけるかもしらんが、
異業種で起業なんて20代では(天才じゃない限り)難しい。
40で起業するもよし、若手の人材を発掘して育てて喜びとするのもよし。
マネジメントの経験がないと、というか、manageしてスキルを上げないと
ちょっと大変かなあ。
>>40 修行期間が短いって・・食堂やラーメン屋じゃないんだからwww
才能と腕があれば短期で修行終えていけるのは、 寿司が利益性の大きい博打的な要素ふくむから。
ネタになる魚介を熟知して目と感で選び、 仕入れでも仲買や市場との外交力とコスト意識。
魚を捌く腕、 熟練の技能。 味を決める才能。 店構えとマーケティング
そして、サービス全般通してお客様とのやり取り。 金を持った気難しい客や社長さんや顔の広い営業職の人だしおかしなことはできない。
どれが欠けてもやっていけない総合的な力いるよ
おいら営業畑だけど、強いお店の大将さんとかS級の営業力あると思うわ
>>30 人口が減っていくという以前に、
日本の中で巡るマネーが減ってるってことが圧迫の原因だね
>>41 語弊があって申し訳ない。フレンチなどに比べて修行が短いという意味だったのさ。
実家の取引先に複数あるからついつい例に挙げてしまったが、
鮮魚の仕入れにおける質の目利きや在庫数に全神経を集中してることは知ってるし
たとえばどんだけシャリを炊くか、また接客業的な観点で難儀な客の多いこともわかる。
また、なまものだから、食中毒のリスクも気にしなきゃいかん。
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実家の両親を見てきたからわかることは、
自営業って、全部門を統括しなきゃいけないわけだから、
職種を細分化されたような会社経験をほんの数年つんだレベルでは
経験・知識的に全くできない、っていう意味で。