ティーワイテクノ(山形市、工藤水起子社長)は、栄養補助食品(サプリメント)などに用いるソフトカプセルの
自動外観検査装置を開発、販売を始めた。経済産業省の中小企業支援施策の一つ「新連携」認定による
事業の一環で、山形県内のモノづくり企業2社と連携して開発した。健康食品関連の受託製造会社から受注した。
4月にも1台を納入する。2010年度は約3億円の販売を目指す。
連携体は中核企業のティーワイテクノのほか、搬送メカニズム製造の啓装工業山形工場(山形市)、フィーダー
部設計・製造のアートテック山形工場(酒田市)の3社。地元の東北芸術工科大学が製品デザインを支援した。
これまでソフトカプセルに付着した異物などの最終外観検査は、目視による対応が主流で、同検査の自動化を
狙った。開発した装置は毎秒15個の検査が可能で、1個ずつ全数検査する。
▽ソース:日刊工業新聞 (2010/03/30)
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0620100330hhaf.html