【海外】米国で肥満対策に“ソーダ税” 甘いドリンクに導入の動き [10/03/25]

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 肥満の元凶は甘いドリンク? ニューヨーク州など全米各地で、通称「ソーダ税」と呼ばれ
る、砂糖を含む飲料水への新税導入の動きが強まり、議論になっている。

 実現すればコーラやソーダなど清涼飲料のほとんどが課税対象となるため、米コカ・コーラ
など飲料メーカーが異議を唱えているが、財政難にあえぐ自治体は少しでも税収を増やそうと
一歩も引かない構えだ。

 ソーダ税論議の背景には米国での肥満率の高さがある。経済協力開発機構(OECD)の
調べでは、2006年の米国の「肥満人口」の割合は日本の約10倍に当たる34・3%。
医療費も増加の一途をたどっており、一部をソーダ税で賄おうとの考えが大都市部を中心に
広まりつつある。

 肥満が原因の疾病の治療に毎年76億ドル(約6900億円)を支出しているニューヨーク
州では、パターソン知事が8日にソーダ税の導入を示唆。ニューヨーク市のブルームバーグ
市長も「1缶に12セント課税すれば、約10億ドルの歳入増」と知事を後押しする。

 米メディアによると、コロラド州ではソーダ税が5月1日から施行されるほか、フィラデル
フィア市でも課税が市長から提案されている。

ソース:47NEWS
http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010032501000181.html