郵政改革案をめぐる論争に前原誠司国土交通相が「参戦」した。
26日の閣僚懇談会でゆうちょ銀行の資金を使って「国家ファンド」を立ち上げ、
高速鉄道や原子力発電所などインフラ輸出を後押しする独自の構想を披露。
「亀井(静香)大臣も『まさに一番のポイントだ』と話した」と「手応え」を口にした。
閣議後の記者会見でやりとりを紹介した前原氏は
「(ゆうちょ銀行の預け入れ)限度額を上げて国債の引き受けに使われるのは愚の骨頂だ」
と指摘。
そのうえで「国家ファンドとして資源外交やインフラ輸出に活用できれば、生きたお金になる」
と、条件次第では限度額引き上げに賛同する考えを示した。
http://www.asahi.com/business/update/0327/TKY201003270121.html