【携帯】エリクソン、中国市場陰り　携帯各社、設備投資削減の動き［10/03/25］

中国で好調を維持する、スウェーデンの世界最大手通信機器メーカー、エリクソンの
勢いが今年は弱まりそうだ。

同社は昨年、中国で過去最高となる１８５億クローナ（約２３２０億円）の売上高を
記録、前年比２２％増と過去７年で最大の伸びを示した。
背景には、第３世代（３Ｇ）のインフラ投資を進める、チャイナ・ユニコム
（中国聯通）など携帯電話サービス会社の活発な動きがあった。
しかし現在の携帯各社は、投資抑制の動きを見せ始めている。

中国最大の携帯電話会社チャイナ・モバイル（中国移動）は先週、設備投資を削減する
方針を明らかにした。
２２日にはチャイナ・テレコム（中国電信）も設備投資が横ばいになるとの見通しを
示している。
通信・インターネットコンサルティング会社のＢＤＡチャイナによれば、中国の
無線通信ネットワーク投資は２００９年に３７１０億元（約４兆９２００億円）まで
拡大したが、今年は３０００億元を下回る見込みだ。

スウェドバンク（ストックホルム）のアナリスト、ハーカン・ブランネ氏は
「昨年の中国は、チャイナ・ユニコムの投資で非常に強い動きがあったが、今年は
鈍化するとみるのが無難だろう」との認識を示す。
さらに「これは市場やエリクソンに影響が大きい。中国での減速を別の場所で
埋め合わせる必要が出てくるだろう」と指摘した。

エリクソンにとって中国は０９年、米国に次ぐ世界第２位の市場となり、
西欧での６％減収を補った。

クレディスイスのアナリストは「欧州に続き中国の携帯各社も投資削減の姿勢を
見せているため、２０１０年の世界の無線通信市場は弱い回復にとどまるだろう」と
分析する。

エリクソンは政府出資に期待を示し、ネットワークのアップグレードによる売り上げが
一層重要になるとの見方を示している。

同社のエリック・ファン上級副社長は
「政府が投資をやめる予兆は見られない。３Ｇネットワーク拡大に加え、第４世代
（４Ｇ）のインフラ整備にも予算は捻出（ねんしゆつ）されるはず。
サービス分野でのビジネスチャンスは大きい」と語った。

米調査会社、デルオログループのアナリスト、スコット・シーグラー氏は
「米国では需要が超過傾向にあるが、中国はその反対。需要拡大を見込み膨大な
キャパシティを構築している段階だ」との見解を示した。

当局の発表によると、中国の携帯電話契約数は１月の時点で７億５７００万件。
（ブルームバーグ　Ｄｉａｎａ　ｂｅｎ−Ａａｒｏｎ）

ソースは
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100325/mcb1003250510016-n1.htm
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100325/mcb1003250510016-n2.htm

中国に陰り？

つか自前でできるんじゃね？
エリクソンに頼らずとも

日本でもイーモバが中国製基地を入れまくってるし

もじばーけ

技術手に入れたら外国勢はいらなくなる国だよな。

中国は国内企業を伸ばしたいから、
海外勢は最後まで居てたところがカスつかむだろ。

これは機種じゃなくてアンテナの話だな
日本はドコモとウィルコム以外は全部韓国製ｗ

日本でも撤退セミナーが活況だったと思う。