ノリタケカンパニーリミテドは、固体高分子型燃料電池(PEFC)用のコア・シェル型触媒を開発した。
コア材料にニッケルを採用、その外周を白金が覆う構造となっている。高価な白金の使用量を低減できるとともに
コア材料に比較的安価なニッケルを用いることによって、大幅なコストダウンが可能になる。
通常の白金単独の触媒に比べて約3倍の活性を示すことを確認している。
今後、実用化を目指して白金層のさらなる薄肉化を進めるとともに、コア材料の最適化などを図る。
▽ソース:化学工業日報 (2010/03/10)
http://www.chemicaldaily.co.jp/news/201003/10/01401_2131.html