中尾食品グループ(香川県坂出市、中尾文俊社長)は、香川県坂出市に
乾めんの製造工場を新設する。
投資額は約10億円。
そうめんやうどんなど乾めんの製造能力を1.5倍に拡大する。
乾めんは大手量販店向けのプライベートブランド(PB)やOEM
(相手先ブランドによる生産)向けが好調という。
製造能力拡大で、乾めんを扱う子会社の売上高を5年後に50億円に
引き上げる。
新工場は香川県坂出市の臨海部にある約1万8000平方メートルの敷地に
建設する。
延べ床面積2280平方メートルで、投資額は10億5000万円。
8月に着工し、12月に完成する予定。
新工場は24時間稼働を計画しており、新工場稼働により乾めんの製造能力が
現在の1.5倍の1日1680袋になる見込み。
同社は全国の生協や関西、中四国、九州の大手量販店などに乾めんを
供給している。
讃岐うどんの本場というブランド力を生かすことで、取引先を開拓してきた。
乾めんなどを販売する子会社、中尾食品(坂出市)の2009年度の売上高は
前年度比20.9%増の22億円程度に拡大している。
ソースは
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20100308cjb0801t08.html