【金融政策】日銀審議委員、長期国債買い入れ増に慎重[10/03/04]
150 :
名刺は切らしておりまして:2010/03/07(日) 10:01:13 ID:KfV7j6jV
>>145 だから危ないのだよ。
本来だったらそんなに溜め込まれることもない。
それが溜まっている。そいつが問題になるんだ。
こういうのをバブルというる。こういうアンバランス
な経済が一番悪い。溜め込むことができなくなった
時の反動が怖いのさ。
最近出てきた懸念がそれなんだよ。
今までは国債が吸収できてきた。それが国内の金融機関は
保持するどころか、預金の取崩等で手放す方に回る。そこに
新規国債が新たに市場でる。そうすると国債価格の暴落が
発生する。国債が市場で吸収できなくなると、最悪日銀が
買取に出る。そうなると、インフレ懸念で更に金融機関は
国債を売り出る。政府も金利を上げないと国債の引き取り
手がなくなる。だけど金利負担が大変になるので、更に
国債発行して日銀に引き取らせる。こんどはインフレスパイラル
が出来上がる。
151 :
名刺は切らしておりまして:2010/03/07(日) 10:22:20 ID:nZ87rwgc
>>149 今は動かない。50兆円買い切って円を刷っても、
新発国債の消化に流れるだけ。
だが景気が本格的に回復してくればそうはいかない。
様々な統計に見られるように日本を始め世界の景気は回復してきている。
つまり資金需要が増える可能性が大きくなってきてるわけだ。
そんな状況で刷ったらどこに金が流れバブルを引き起こすか誰にも分らない。
だから資金需要が乏しい今こそ刷らないとならない。
152 :
名刺は切らしておりまして:2010/03/07(日) 10:46:52 ID:8snt0I2d
例えば円高が日本の経済を停滞させていると本気で考える
なら国債価値を自主的に下落させる事は交易収支で相殺されて
トータルではマイナスにはならないよな。だが本当にそうだろうか?
現状を冷静に分析すれば、これだけ円高バイアスが掛かるのは
日銀のデフレ方針に対する信任としか判断できないわけでね。
国民生活を犠牲にしてまで「世界の銀行」を経営する義務は日本に
無いだろう。
153 :
名刺は切らしておりまして:2010/03/07(日) 10:47:51 ID:6H1iWX20
>>140 金融政策的解決では同じ
何故ならリーマンショック後に欧米はデフレになるのを阻止するために非伝統的金融政策をしたから
で結果は
>>121
政府としては日銀に責任を全部押し付けると、ばらまきを続けられるし選挙で有利、って
思惑があるから、そう言い続ける。
でも民主が公約に上げているのにやってないことを忘れてる人が大杉。
たとえば公務員2割削減。
もしこれを公務員、公益法人、独立行政法人でやって、賃金を民間平均にするだけで、
8−10兆円のお金が出てくる。
もし失業者で、生活も危ないって人を国が直接雇用するんだったら、無税であれば年収
300万円でもこの人たちは生活できるだろう。
そうすると、この削減だけで、300万人の雇用と300万人の消費が生まれる。
これは、日本の失業者を全員雇用できちゃうってこと。
『失業率0%』が、これでできちゃうんだよ。
貯金に回されてしまう子ども手当なんかと異なり、すぐに消費に回る。
たったこれだけでも景気は回復する。
いままで政治が「いろんな団体の票を買収する」って政策をやり続けてたから逆に、景気対策で
きることがいくらでもやり残されている。
農業政策でも何をやれば産業として伸びるかは明らか。
輸出産業にせよ、FTAや法人税の問題など、だれしもがやったほうが日本に有利と思っても
できてないことが、とんでもないくらいある。
そういう経済対策を何も出さずに、政府が「日銀、金刷れよ」って言い出したら、日本の
経済の成長は止まったも同然。
『失業者をゼロにして、輸出産業を伸ばしFTAをやって、農業の近代化するから、日銀、お金を
刷って協力してよ』
っていうのはアリなんだよ。そのためなら50兆円かけても安いもん。
155 :
名刺は切らしておりまして:2010/03/07(日) 10:54:46 ID:6H1iWX20
中央銀行がデフレを止めるのは高インフレ(10%以上)を止めるのと同じように大事な仕事
リーマンショック後に日銀がいかに仕事をしていないかが、
他の国の中央銀行の仕事ぶりで白日の下にさらされた訳だ
>>134 40年も失われたら、全ての産業において
他国に負け、国が無くなるよ。
エネルギーも食料も国内で自給できれば
それでもいいけど。
今の日銀は日銀法改正されても文句言えないレベルにまで来てるな・・・
158 :
名刺は切らしておりまして:2010/03/07(日) 11:01:32 ID:8snt0I2d
>>156 そこ重要なんだな。日本は狭い国土ながらこれだけ
人口が増えたのは決して食糧事情が悪い国じゃないから。
だが余剰生産物を抱える国(言わなくとも分かると思うが)
WTOだの何だので常に市場を要求して来るせいで生産者に要らぬ
負担を掛け続けている。マスゴミが間違った報道をするから
その点は誤解され易い。
159 :
名刺は切らしておりまして:2010/03/07(日) 11:21:13 ID:6H1iWX20
大手マスコミ自身が青息吐息なのに財政にご熱心なのは
なんでだろうね。
国債は時価評価しないし、信用創造すればいいから国債売る必要ないじゃん。
162 :
名刺は切らしておりまして:2010/03/07(日) 11:45:40 ID:8snt0I2d
どこの国も金融緩和はするけどバブルはダメとか
ぐだぐだな事言ってるから日本は動きが取れんのよ。
例えばある時期に急激に交通事故で死ぬ人間が増えたとする。
だがそれが理由で一律に保険料値上げしますと言われたら
普段から安全運転してた人間は不満だろ。日本の現状はそれに
近い。
163 :
名刺は切らしておりまして:2010/03/07(日) 13:26:06 ID:f1Zoaqbn
.-´ ``ヽ
/ ヽー `ヽ
/ ノ (O )ノ ̄ ̄`ヽ、―ニ
/ (○) __)⌒/ ´`ヽ _ 三,:三ー三,:
| ::⌒(__ノ/ ノヽ--/ ̄ , ` ` ̄ ̄ ̄
。ヽ 。 )( }. ...| /! 若者の見えざる手
ヽo (__ン }、ー‐し'ゝL _
人 ー jr--‐‐'´} ;ーー------
/ ヾ---‐'ーr‐'"==
白川方明 |
>>162 他国の事を気にして金融政策を行ってる国なんて日本だけ
そんな物はそれぞれの国が自由にやればいい
165 :
名刺は切らしておりまして:2010/03/07(日) 20:25:04 ID:SXcymq+j
>>140 外需が増えると内需が減るとか思ってる馬鹿。
166 :
名刺は切らしておりまして:2010/03/07(日) 20:27:05 ID:Nwcps/fU
銀行預金や、ゆうちょの貯金、年金積立金などなど、ほとんどすべてが既に国債に化けている。
ところが、膨大な借換え債が、これから毎年発生し、さらにキャッシュが必要な状態。
しかも都合が悪いことに、団塊世代が大量に退職して、預貯金を切り崩し始める。
ゆうちょの満期の集中も、来年にかけて発生する。
つまり、「黒字倒産」の状態なんですよ。
だから、菅さんが増税の話を始めたり、海外に国債を売りに行ったり、亀井さんが日銀による国債引受を容認する発言をしたり、
ゆうちょの限度額を上げてキャッシュを集めようとしたり、年金を遡って払えるようにしてキャッシュを集めようとしたり、
政府資産(東京メトロ株)を売り出そうとしたり、貸金の総量規制をしたり。
あの手この手な訳です。
ちなみに、銀行の国債保有高は、126兆円で過去最高を更新したそうです。w
2010年3月4日の、朝日新聞紙面より。
167 :
名刺は切らしておりまして:2010/03/07(日) 20:49:34 ID:SXcymq+j
>>166 お前その下らんコピペやめろっつーのが分からんのか?
168 :
名刺は切らしておりまして:2010/03/10(水) 19:31:04 ID:KzS42y+b
169 :
名刺は切らしておりまして:2010/03/10(水) 21:05:54 ID:JuyWTpcp
日本は貯蓄過剰で消費不足なのだから消費税ではなく資産課税を導入するべき。
一人で稼ぎ過ぎ・溜め込み過ぎる人がいると、誰かの稼ぎを奪ってしまうので、
国が借金して社会保障や公共事業などで、失業者などパイから溢れた人を救済する必要が出てきて、国の財政が悪化する。
資本主義は、小資本より大資本により多くのお金が集まるので、資産家に滞留しているお金を何らかの方法で小資本家にばら撒かないと富が偏在しすぎて経済が回らなくなる。
近年は、累進緩和・法人税減税する一方、資産家・法人に滞留しているお金を国が借金して公共事業などで強制的に小資本家へばら撒いてきた。
国が借金にて小資本家にばら撒けないのであれば、資産課税・所得の累進課税強化にて小資本家にばら撒く必要がある。
資産課税で徴税されたくない人は、物やサービスを消費して自己投資すればよい。
資産を増やしたい人は、資産税率以上の運用利回りを確保すれば資産を増やすことが可能です。
資産を安全に管理したい人は、資産税を資産の安全な管理料として納得し、銀行預金などをすればよい。
毎年1%の資産課税をするだけで、毎年十数兆円の税収が得られる。
近年の過度な所得累進緩和・庶民負担増等で生じた世代内格差や世代間格差を資産課税で緩和できる。
資産課税は担税力を考慮している上、景気の影響を受けにくく、安定的な税収が得られる。
資産課税なら株や外貨建て資産などインフレに比較的強い資産にも
現預金や債券などインフレに比較的弱い資産にも中立的に課税できる。
景気回復後も消費税増税ではなく、毎年数%の資産課税を導入するべき。
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/market/1225001122/
170 :
名刺は切らしておりまして:2010/03/12(金) 10:55:40 ID:fu5B4sRH
自殺者の半数は日銀の失策のせいです。
日銀は間接的な大量殺人を行ってると自覚しろ
>>165 日本は外需で儲けても米国債に化けるから
内需は減るな。
米国債で国民は何が買えるんだ?
言ってみろ。
172 :
名刺は切らしておりまして:2010/03/12(金) 15:00:35 ID:4ywqVcVX
>>171 米国債は別に税金で買ってる訳ではない
為替介入で円安に向かわせるのは金融緩和をしているのと同じ事
>>172 輸出業の儲けを税金で保護したゆえの利益が
さらに米国債になってんだから、
輸出業の利害に関係ない国民には2重のダメージだろ。
国内の生産性が低いのは
輸出業優遇の反作用だ。
174 :
名刺は切らしておりまして:2010/03/12(金) 15:39:49 ID:h2anEttf
>>173 その業者の生産性が高かったら輸出業になってるけどね
175 :
名刺は切らしておりまして:2010/03/12(金) 16:02:16 ID:4ywqVcVX
>>174 国家が輸出製造業に肩入れしてるのに
そうでないところに行くのはバカだろ。
バカがビジネスするから生産性は低いに決まってる。
国家は戦後のような必然性がなければ、
特定産業に肩入れしてはならない。
その禁を自民党はずっとやぶってきたから、
今こういう日本になっている。
あるいは公務員にならないやつはバカとかな。
自民党の政治は利益誘導による集票政治だから
どこそこの産業へかならず肩入れしてる。
だから日本経済がこういう硬直したデフレ経済になる。
理屈はわかりきってるだろ。
民主党が利益誘導政治から脱却できれば、
やっと「普通」の国になる。
179 :
名刺は切らしておりまして:2010/03/12(金) 19:53:15 ID:crjFS7n3
>>176 戦後も含めてずっと肩入れしてる産業以外の産業の生産性が伸びてますけどね
円安が輸出産業の保護wみたいな話なら別だろうけど
180 :
名刺は切らしておりまして:2010/03/12(金) 20:00:07 ID:crjFS7n3
>>171 ちなみにそれは日銀の金融緩和が足りないから米国債を買ってるだけです
>>180 それもこれも含めて今の状況だろが。
じゃあ、いまさら日本所有の大量の米国債を換金できんのか?
できれば問題ないけど、現実にはできないんだからな。
182 :
名刺は切らしておりまして:2010/03/12(金) 20:08:20 ID:crjFS7n3
>>180 政府に関しては一気には無理だろうけど、民間は1ドル150円くらいまで円安にしたらかなりの額は国内に還流します
>>182 そんなわざとのように円安にしたら
国際圧力がかかることもわからねえトンチキか?
184 :
名刺は切らしておりまして:2010/03/12(金) 23:14:54 ID:crjFS7n3
>>183 イギリスもカナダもこれ以上に通貨下落してると思うけど…
国際圧力も何も為替介入と違ってデフレ下での量的緩和で文句なんて言えないからな
人を馬鹿にする前に少し勉強したら。少なくとも経済や金融の知識に関してはほとんどないみたいだし
185 :
名刺は切らしておりまして:2010/03/12(金) 23:24:25 ID:Udg2Zupi
世の中を変えようと思ったらリスクをとらないといけないんだよな
日銀はリスクを取りたくないんだろ
何かをして失敗すれば批判される
何もしなければ「不況だから仕方がない」で済ませられるからな
>>164 ドルが下落するなかで90円が150円になるような
金融緩和を実行ですか。
はあ。ご立派。
まず日銀総裁になってね。
寝言は寝てからね。
187 :
名刺は切らしておりまして:2010/03/13(土) 00:53:29 ID:6dVwjTMR
>>186 下落っていつの話ですか…
去年後半からほとんどの通貨に大して下げ止まりもしくは上昇してますが…
>>187 財政のまともな国とくらべろよ。
オージードルとかカナダドルとかな。
アホ丸出しだな。
189 :
名刺は切らしておりまして:2010/03/13(土) 03:32:22 ID:VSXFJABO
>>188 君ならジンバブエあたりと比較しそうですね。
日本はジンバブエよりずっと優秀だから世界に冠たる帝国だー、ってね。
馬鹿みたい。
190 :
名刺は切らしておりまして:2010/03/13(土) 03:46:20 ID:6dVwjTMR
>>188 だから去年後半からドルはオージーにカナダに対しても下げ止まってるって
後財政が良い国ってアイスランド(破綻したが)、東欧諸国、韓国とかの通貨と何を比べるんですか?まさかとは思うが通貨の主な変動要因は金融政策と経常収支だから
さっきから支離滅裂な事を言い過ぎと意味不明なんだけど
192 :
名刺は切らしておりまして:2010/03/15(月) 11:50:42 ID:DRWXmAeh
17日は、20年債の入札ですね。
札割れするんでしょうか?
日銀は、円を刷ってくれるんでしょうか?w
>>190 はあ?
為替の変動要因は市中を回るマネーの量の相対的な差だろうが
アホが。
それが中央銀行が量的緩和とか意味不明なことやると
表にでる指標とズレてアンコントローラブルになるだけだろが。
だからきちんとひきしめできてるオージードルやカナダドルが
為替を考える上での基準になるわけよな。
上にいくか下にいくかは市場の問題ですから
短期の結果で予想決めるのはアホすぎ。
オージードルやカナダドルはステーブルで
日本円や米ドルはアンコローラブル。
それだけの話ですわ。
まあ、今日本円はどっちかといえば
オーバーステーブルなのかもしれんけどね。
つまりわかりやすくいえば、
安定した通貨と
不安定な通貨があったら
普通は安定した通貨を選ぶよな。
だけど為替は綱引みたいなもんだから
ときには調整もあるわけだ。
その安定した通貨が調整時期に入ったとき
相手側の
不安定な通貨は安定したのかっていえば、
それはNOだってことだよ。
これならバカでもわかるだろ。
で、不安定な通貨がちょっと上がったらドルが安定したとか
そういってるおまえはバカなんだ。
不安定な通貨はとうぶんは不安定のままだ。
で、とうぶんは為替は不安定な通貨に引っ張られて
ブルブルするわけなんだけど、
それが上がり下がりするたびに安定した、いやそうじゃないと
言ってるのはバカ丸出しだろ。
不安定ゆえにブルブルしてるだけなんだから。
197 :
名刺は切らしておりまして:2010/03/16(火) 11:14:07 ID:7SbLye9R
>>193 >為替の変動要因は市中を回るマネーの量の相対的な差だろうが
これは金融政策以外の何物でもないけど。むしろ量的緩和の方が量の比較ならわかりやすいし
>だからきちんとひきしめできてるオージードルやカナダドルが
財政を引き締めてるのと金融政策を引き締めるは全く別問題で上の話と矛盾してますが。
カナダなんか緩和しまくりですけど。それとも各国とも中央銀行の独立性の概念がないんですか?
198 :
名刺は切らしておりまして:2010/03/16(火) 11:17:46 ID:7SbLye9R
後変動率で言えば不安定なのは豪ドルやカナダドルであって、債務の多い主要国通貨は比較的変動率は低いですけど
199 :
名刺は切らしておりまして:
日本の債務懸念は行き過ぎ 英フィナンシャル・タイムズ 2010/2/9
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/2750 米S&Pは膨れ上がる債務水準と低成長を懸念し、日本の信用格付けを引き下げる可能性があると警告した。
だが、巨大な日本国債バブル―ましてやデフォルト―に関する議論は、荒唐無稽だ。確かに、
日本の財政はいたって健全とは言えない。政府は経済が回り続けるよう、支出を重ねてきた。膨らむ支出は税収減と相まって、
日本の債務総額をGDP比200%近くに押し上げた。
人口の高齢化が進む中、この憂慮すべき数字は今後、一段と悪化しかねない。そう考えると、現在1.3%前後で推移している
10年物日本国債の利回りは低く見える。市場は一体、自分たちが何を知っていると思っているのか?
日本は他国と異なる。第1に、債務総額の水準はミスリーディングだ。国が持つ資産を差し引いた日本の債務は、GDPの100%に満たない。
第2に、国債の元利払いのコストは低く、GDPの1.3%程度だ。米国はGDPの1.8%、英国は2.3%、イタリアは5.3%に上っている。
第3に、日本の財政には手を尽くす余地がある。何しろ、消費税率はたったの5%だ。第4に、日本国債の95%は国内投資家が保有しており、気紛れな外国人投資家には影響力がほとんどない。
実際、今もって日本の問題は過剰貯蓄なのだ。銀行は膨大な預金を抱えており、どこかに投資する必要がある。当面の間、
政府は日本国債の買い手の確保に苦労することはないだろう。日本の債務問題は、家族の中で解決されていくのである。
要するに、日本は今のところ、まだ財政のブレーキを踏む必要はないということだ。むしろ、もう少しの間、
緩和型の財政政策を通じて景気回復を確かなものにした方がいい。ただし、ある一点において、日本は慢心しすぎている。
デフレとの戦いがそれだ。
物価の下落について、日銀ほどのんびり構えている中央銀行はほかにない。日本のデフレは下降スパイラルには至っていないものの、
ある悪影響をもたらした。日本では、現金を溜め込むことが賢明な投資となっているのだ。
日銀はもっと対策を講じる必要がある。日本国債の買い入れを増やし、一部の債務をマネタイズ(貨幣化)してもいいだろう。
日本の財政状況は見た目ほどには悪くないとはいえ、名目GDPが多少なりとも成長すればずっと見栄えがよくなるはずだ。