【資源】揺れる天然ガス大国ロシア 米国発「シェールガス革命」の衝撃[10/02/25]

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○【クレムリン経済学】揺れる天然ガス大国ロシア 米国発「シェールガス革命」の衝撃

天然ガス大国のロシアが昨年、前年比マイナス12%の大減産に見舞われ、生産量で世界一の座を
7年ぶりに米国に明け渡した。米国で「シェールガス」と呼ばれる新形態の天然ガス産出が本格化したうえ、
ロシア産天然ガスの大口輸出先である欧州諸国がロシア以外からの液化天然ガス(LNG)輸入を増やした
ためだ。天然ガス市場の地殻変動を受けて、“エネルギー帝国”の足元は揺らいでいる。

シェールガスは、既存のガス田で天然ガスを産出した後、硬い岩層に閉じこめられて残っているガスをいう。
長らく放置されていたが、この2〜3年間で米国企業が採掘技術を確立し、天然ガス業界で「シェールガス革命」
とも呼ばれている。

この「革命」により、米国で採掘を見込める天然ガスの埋蔵量は3年間で2割も積み上がった。米国での
シェールガス年産量は2007年の340億立方メートルから昨年は900億立方メートルへと飛躍的に増加。
15年にはシェールガス生産が1800億立方メートルに達し、米国のLNG輸入は10億立方メートルまで
減るとも予測されている。

米エネルギー省によれば、昨年の米国の天然ガス生産は6240億立方メートルに達したとみられ、年産
5820億立方メートルにとどまったロシアを引き離した。ロシアの大減産は欧州向けの輸出が振るわなかった
ためで、ここにも「シェールガス革命」の余波は及んだ。

>>2-5あたりへ続きます)

□ソース:産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/100225/env1002252112001-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/100225/env1002252112001-n2.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/100225/env1002252112001-n3.htm

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