【鉄道】飯田線の「秘境駅」巡りツアー参加者を募集…JR東海 [02/27]

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1きのこ記者φ ★
険しい山に囲まれて人家もほとんどない場所にあるJR飯田線の「秘境駅」を
電車で巡るツアーを、JR東海が企画して参加者を募集している。

ツアーは5月のゴールデンウイーク中の日帰り日程。天竜川の険しい渓谷をぬうように走る
車窓からの風景に加えて、人里離れて孤立した自然環境を逆手に取った「秘境」散策が売り物だ。
同社は「鉄道でしか行けない秘境駅を訪ねて、ローカル線ならではの魅力を味わってほしい」とPRしている。

ツアーで訪れる秘境駅は、千代(ちよ)=飯田市▽金野(きんの)=同▽田本(たもと)=泰阜村
▽為栗(してぐり)=天竜村▽中井侍(なかいざむらい)=同▽小和田(こわだ)=浜松市天竜区。
いずれの駅も各駅停車しか停車せず、1日の平均乗降客は数人以下。
駅の周囲に民家がほとんどなく、車道もないため、駅を訪れる手段は鉄道だけという駅が大半を占める。

静岡県境にある小和田駅は、駅名が皇太子妃雅子さまの旧姓「小和田(おわだ)」と同じ表記ということから、
「恋成就駅」としてご成婚の1993年に多くの人が訪れた。ほかの駅名にもそれぞれ逸話があるという。

ツアーは4月29日〜5月5日の期間中に、毎日実施される。「魅惑の飯田線 秘境号」のヘッドマークを
付けた専用電車が、六つの秘境駅がある豊橋駅(愛知県豊橋市)から天竜峡駅(飯田市)の間を、
約9時間半かけて往復する。6駅には通常よりも停車時間を延長して、10〜20分は駅周辺を散策できるという。
参加者にはツアーの乗車記念証明書のほか、昼食と夕食に地元の食材を使った「秘境駅オリジナル弁当」が配られる。

ツアーを企画した同社の飯田駅では「秘境駅はローカル線だからこそ残っているもの。
駅前には何もなく、あるのは自然だけという『何もない魅力』を味わってもらおうという初めての企画」と話しており、
今後も秘境駅を売り込んでいく考えだ。

http://mainichi.jp/area/nagano/news/20100227ddlk20100038000c.html
参考サイト 鉄道.com
http://www.tetsudo.com/event/2055/%E9%A3%AF%E7%94%B0%E7%B7%9A%E7%A7%98%E5%A2%83%E9%A7%85%E6%8E%A2%E8%A8%AA%E3%83%84%E3%82%A2%E3%83%BC/
期間:
2010年4月29日(祝)〜2010年5月5日(祝)