【経営戦略】アップルのスティーブ・ジョブズCEO、現金資金400億ドルの使い道は「大きく考える」[10/02/26]

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1やるっきゃ騎士φ ★
[クパーティノ(米カリフォルニア州) 25日 ロイター] アップルのスティーブ・ジョブズ
最高経営責任者(CEO)は25日に開かれた年次株主総会で、400億ドルに上る現金資金の
使い道についてアップルは「大きく考えなくてはならない」と述べ、この資金を自社株買いや
配当金支払いに使用する意図はないことを示唆した。

400億ドルの資金はアップルの時価総額の約5分の1に相当する。ジョブズCEOは
「リスクを取ることは、空中に飛び上がることと同じだ。うまくいかなかった時、地面がいつも
そこにあるということを知っておくことは良いことだ」と述べ、手元資金を保有していることは
会社にとり安全策となるとの考えを示した。

アップルは企業買収にほとんど資金を使っていないため、アナリストや株主の間からは、
手元資金を配当金支払いや自社株買いなどに使うよう求める声が上がっている。

ジョブズ氏は前年の株主総会は肝臓移植手術のため欠席。同氏は資金をそのように使うことは
アップルの株価に長期的な影響はもたらさないとし、自身が立ち上げたアップルは今や大きく
成長したため「大きく考えなくてはならない」と述べた。

同氏はアップルは海外での機会を探りたいとし、向こう2年で中国で25店舗を開店する計画を
明らかにした。

アップルのスポークスマンは、アップルは株式分割の発表はしていないとし、
それ以上の詳細について語ることは控えた。

ソースは
http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPJAPAN-14081420100226