【調査】中部の鉱工業、生産回復全国より順調 09年12月の生産指数、2か月連続全国平均を上回る [10/02/23]

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 中部地方の生産回復が一段と鮮明になっている。中部経済産業局管内(東海3県と石川、
富山県)の鉱工業生産指数が、全国の指数を上回る水準で推移し、全国の景気回復を先導
している。ただ、トヨタ自動車の大規模リコール(回収・無償修理)問題で、主力の自動車
産業が打撃を受ければ、中部の生産回復が失速する懸念も指摘されている。

(小野田潤)

 中部経産局が22日発表した2009年12月の生産指数(確報値、2005年=100)
は、前月比1・3%増の92・7と9か月連続で上昇し、全国平均(89・7)を2か月
連続で上回った。

 各国政府の新車購入支援策を追い風にした自動車生産の増加が、下請けの自動車部品メーカ
ーや鉄鋼業などに幅広く波及し、好影響をもたらしていることが要因だ。

 また、中国など新興国を中心にした設備投資の下げ止まりで、09年12月の工作機械
受注が18か月ぶりに前年同月を上回ったことも生産を下支えした。

 三菱重工業の子会社で、工作機械を製造している三菱重工プラスチックテクノロジー
(名古屋市)は今月、本社工場に新型工作機械の実証設備を建設した。今後の自動車、家電
向けの設備投資の回復をにらみ、「ユーザーの要望に合った次世代機を開発、販売しなければ
生き残れない」(同社)と、“攻め”の姿勢を打ち出している。

 外需への依存度が高い東海経済は、08年秋の「リーマン・ショック」以降、全国平均に
比べて激しい落ち込みが続いた。しかし、新興国を中心とした外需の回復を受け、急速に
回復が進んでいる。

 共立総合研究所の江口忍主席研究員は「日本経済の回復は、当面は外需を取り込む以外に
ない。東海経済の回復が全国を先導する構図は、リーマン・ショック以前と変わっていない」
と見ている。一方、新興国での現地生産の増加によって「製造業の“空洞化”が加速し、
東海経済の足腰が弱まれば、日本経済全体への影響が大きい」(江口氏)と指摘する。

 さらに、トヨタ自動車の大規模リコール問題によって「北米での自動車販売が落ち込めば、
東海の生産に大きな影響が出る可能性がある」(中部経産局の宮川正局長)との懸念も根強く
、先行きには不透明感が漂っている。

ソース:YOMIURI ONLINE
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_k/ckei100223_1.htm
2名刺は切らしておりまして:2010/02/28(日) 11:10:28 ID:3jSNtS+z
いつバブルがはじけるか。
3名刺は切らしておりまして:2010/03/01(月) 16:35:26 ID:IvlkfyDO
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