【自動車】日産、フランスで新型車「ジューク」を初公開…日本デビューは初夏[10/02/11]

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1依頼@台風0号φ ★
 日産自動車は11日、フランスで新型車『ジューク』を初公開した。日・米・欧など、グローバル市場に投入される
小型クロスオーバー車で、日本では初夏に販売が開始される。

 ジュークは、昨年3月のジュネーブモーターショーで披露されたコンセプトカー、『カザーナ』の市販バージョン。
小型ボディに、スポーツカーのような俊敏さと卓越したハンドリング、SUVの力強さを備えた新ジャンルのクロス
オーバーだ。車名のジューク(JUKE)とは、アメリカンフットボールなどのスポーツでディフェンスを軽快にかわす、
という意味が込められている。

 外観は、独創的で強い存在感を発揮。高い位置に置かれたウエストラインを境に、上側はスポーツカーが
持つ流麗さと軽快さ、下側はワイドなフェンダーや大径タイヤなどにより、SUVが備えるタフさと力強さを表現した。

 室内は、走りの楽しさを予感させる仕上げ。センターコンソールのデザインは、モーターバイクの燃料タンクが
モチーフだ。センタークラスターには、車両情報を表示するディスプレイを装備。空調や燃費など、さまざまな
車両・走行情報を表示する。

 欧州仕様のエンジンは、K9K型1.5リットル直4ディーゼル、HR16DE型1.6リットル直4ガソリン、新開発の
MR16DDT型直噴1.6リットル直 4ガソリンターボの3種類。ガソリンNAエンジンは「デュアルインジェクター」と、
副変速機付きの小型軽量な新世代エクストロニックCVTを組み合わせ、燃費を向上させた。また、新開発の
直噴システムとターボチャージャーを採用したガソリンターボエンジンは、低燃費と力強い加速を両立させている。

 駆動方式は、ディーゼルとガソリンNAが2WD、ガソリンターボが2WDと4WD。4WDには、走行状態に応じて
前後輪と後輪の左右へのトルク配分を最適制御する新開発「オールモード4x4-i」(トルクベクトル付)を採用。
優れたハンドリングを実現している。

 ドライブモードは、「ノーマル」「スポーツ」「エコ」の3種類が切り替え可能。走行シーンに合わせて最適なモードが
選択できる。

 新型ジュークは、日・米・欧などグローバル市場へ投入。欧州向けは英国サンダーランド工場、日本や米国向け
は日本の追浜工場(神奈川県)で生産する。日本は初夏、欧州と米国では10月に発売される予定だ。

▽ソース:carview (2010/02/11)
http://www.carview.co.jp/news/0/122542/
▽画像
http://cvimg01.carview.co.jp/news/car/images/imgres136218_1_r.jpg
http://cvimg01.carview.co.jp/news/car/images/imgres136218_2_r.jpg