佐々木化学薬品(本社・京都市)は、銅・銅合金の光沢化学研磨液「エスクリーンS−710」の販売を
強化する。銅の色は本来、非常にきれいな薄桃色をしており、新製品を使用することで銅本来の色と
輝きを表現することができる。装飾品やプリント基板など光沢を出したい製品の処理に適している。
最近、引き合いが増えてきたことから改めて販売に力を注ぐ。同製品は、従来のキリンス浴(硝酸+
硫酸+塩化水素+水)に比べて寿命が長く、処理中の液温度の上昇がほとんどない。過酸化水素水も
不使用。化学研磨後の乾燥が終わり次第、次の工程に進める。例えば銅・銅合金を化学研磨した後に
金メッキ処理を施すことができる。
▽ソース:化学工業日報 (2010/02/09)
http://www.chemicaldaily.co.jp/news/201002/09/01601_2121.html