第一三共の子会社アスビオファーマは8日、アルツハイマー型認知症治療剤として開発
した「SUN Y7017」(一般名・メマンチン塩酸塩)の製造販売承認を厚生労働省に
申請したと発表した。独メルツ ファーマシューティカルズにより創製されたNMDA(N−
メチル−D−アスパラギン酸)受容体拮抗薬。同薬は今年1月現在、世界60カ国以上で
使用され、アルツハイマー型認知症の標準的治療薬の1つとして位置付けられている。NMD
Aは、グルタミン酸受容体のサブタイプの1つ。メマンチンは米国では「ナメンダ」の製品名
で販売されている。
ソース:The Chemical Daily
http://www.chemicaldaily.co.jp/news/201002/09/02801_2121.html