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573名刺は切らしておりまして
『かずさアクアシティ』計画、軌道に(千葉県木更津市) 三井進出がビッグチャンス

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/sonogo/news/201002/CK2010022302000136.html

 東京湾アクアライン開通に合わせ、千葉県木更津市の金田地区で始まった土地区画整理事業の
「かずさアクアシティ」計画。事業のスタート当初はアクアラインの開通効果もなく、見通しの立たない
状態だったが、昨年八月からの通行料金引き下げで状況は一変した。

 今年一月、三井不動産のアウトレットパーク進出が公表されると注目度がアップ。土地区画整理事業を
手がける都市再生機構(UR)も「通行料金の引き下げ後、用地に対してさまざまな問い合わせがある。
アウトレットは金田地区の核施設になる」と説明。事業が軌道に乗り始めたことを認める。

 アウトレットパークは、アクアラインの木更津金田インター近くに進出し、敷地面積は
二一・五ヘクタール。三井不動産によると、二〇一一年夏に第一期工事に着手し、
一二年春に店舗数約百五十店(店舗面積約二万五千平方メートル)を開業する予定だ。

 最終的に店舗数二百〜二百五十店(店舗面積約三万〜四万平方メートル)の規模を計画している。
同社によると現在、全国で運営されているアウトレットパークの中では最大級の施設になるという。

 テナントはファッション、スポーツ、アクセサリーなど国内外の有力ブランドをそろえ、
地産地消の要素を取り入れた地元店舗の誘致も検討している。

 同社広報部は進出を決めた理由について「県内はもとより、東京都心部や
神奈川県沿岸エリアから簡単に来られる場所で、広大な敷地が魅力。羽田空港からバスで
約二十二分と近いので、海外客にとってもアクセスが優れている」と話す。

 地元の不動産業者は「三井が進出したのは通行料金の引き下げなどで集客が見込め、
(アクアラインを使えば)都心から近いのに、地価が格安だからだろう」と指摘。
「事実上頓挫していた区画整理事業が生き返ったことは間違いない。やっとアクアライン効果が出てきた」とみる。

 かずさアクアシティは一九年度までに、千葉県側の“海の玄関口”として、金田地区
(二六六・四ヘクタール)を開発する計画だ。同地区を東西に分けてURと県が整備を進めている。
URの担当で基盤整備が進む金田東地区の建設用地(六二・二ヘクタール)には、三井不動産のほかにも、
大型スーパーやホームセンター、外科病院が進出を予定している。病院の進出について、
先の不動産業者は「羽田空港の国際化を見据え、国外からの患者をターゲットにしているようだ」と解説する。

 アクアラインの利用者にとって、木更津市はこれまで単なる通過点だった。利用者を呼び込むために
さまざまな試みをしてきた市にとって大型商業施設の進出は千載一遇のチャンス。市は新年度当初予算案に
金田地区周辺のインフラ整備を盛り込むなど、水越勇雄市長も「地域の活性化につなげたい」と張り切っている。(福原康哲)

「かずさアクアシティ」
http://www.city.kisarazu.lg.jp/watching/hometown/aquacity.html