大和証券キャピタルマーケッツは2月3日に伊藤忠テクノソリューションズ(4739)のレーティ
ングを「2」→「1」に格上げし(=5段階評価の第2位→第1位)、妥当株価は3,370円?,790円
のレンジと報告。
日本のIT投資が2010年春より約5年間の長期サイクルにおける拡大局面を迎えると予想し
、伊藤忠テクノソリューションズの業績も2?年を越える業績拡大期入りが予想されると解説。
株価上昇は情報サービスセクター内でも先頭集団と想定。
(1)2010年1?月からパッケージソフト・インフラ構築で、オービック(4684)、伊藤忠
テクノソリューションズなど。
(2)2010年春頃から受託ソフト開発で、野村総合研究所(4307)、新日鉄ソリューションズ
(2327)など。
(3)秋以降がサービスで、NTTデータ(9613)、ITホールディングス(3626)などとなると予想。
伊藤忠テクノソリューションズは長期的な視点から、クラウド・コンピューティング関連の
事業展開が注目される。
クラウド基盤技術「Google Apps」、新携帯アプリケーション開発ツール「Googleアンドロ
イド」で先頭集団におり、かつ両者を組みあわせた業務アプリケーション(物流・配送シス
テム等)の構築で実績がある。
クラウド・コンピューティングのインフラ構築に不可欠な仮想化技術において有力なVMWare
の認定技術者数で我が国最多を誇ることなどから、クラウド・コンピューティングの代表
銘柄と紹介。
業績予想は2010年3月期の営業利益210億円(前期比3%減)、1株利益187円40銭。
2011年3月期の営業利益220億円(前期比5%増)、1株利益210円80銭。
2012年3月期の営業利益250億円(前期比14%増)、1株利益234円30銭。(W)
[NSJショートライブ 2010年2月4日 14時30分 更新]
ソース:毎日jp
http://mainichi.jp/life/money/kabu/nsj/news/20100204196599.html